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【2024/11/25 00:06 】 |
2015春季アニメ感想2
そういや今季って金曜深夜にジャンプアニメが3つもやってたんだな。
ジョジョの最終回あたりでやっと気が付きました。

食戟のソーマ(ずっと「食卓のソーマ」と読むと思ってました)って原作でジョジョパロもやってたよね(詳しく読んでないけど)。
丁度、深夜アニメ界で安直なジョジョパロが増えすぎて逆に寒いからやめて欲しいというレベルになってたタイミングに。
あれをアニメでもやったとして、ジョジョの放送中だったらどうなっていたかな?


ジョジョは最後まで「ジョジョ愛」を感じる内容、演出で大満足でした。

個人的な希望としては、第一部で端折られた時計借りパクのシーンを回想という形で無理やりねじ込んで欲しかったな。花京院が時計台を破壊した辺りに。
実際にやったら余計なんだろうけど、やっぱり第三部だけ尺が持て余すほどあるのは、ズルいっ! とか考えちゃうんだよ。

第一部の時計借りパクのシーンは個人的に凄く心に残ってるんだ。
実際には「たかが時計」と見えても、その裏には他者支配みたいのを望んで生きてる人種とそうでない人種の違いがよく現れてると思う。それを日常生活のシーンの中で出しちゃうという残酷さもまた、名シーンだと思う理由。
DIOの能力が時止めな理由には、あのシーンの記憶も影響しているんじゃないかと個人的には想像したりするんだけど、皆さんはどうでしょうか?


ジョジョの直後にダンまちという構成は、テンションの切り替えが厳しかった…。
片方は全盛期のジャンプという少年期の通過儀礼出身のアニメ。
もう片方はオタクになってから知る世界出身のアニメ。

むしろギャップに困った方が、双方に魅力があることの証明とも言える。
逆に垣根を無くそうとしちゃう傾向が最近あるのは間違ってるな。
だからToLOVEるなんかも、無理にオタク向けに合わせようとしなくて良し。

いやジャンプ作品だって腐女子からしたら、オタク向け世界なんだろうけどね。
でも彼女たちは本来ならば「公式様には迷惑をかけない」という旗のもと、公式とは別の方向に一つの世界を確立させてるもんだから別物と考えるべきだな。


ダンジョンに出会いを云々…ってアニメ。
ヘスティア様の紐ばかり注目されてたから、巨乳好き御用達アニメみたいに見られがちだったけど、実際は貧乳サイドの方がその手のマニアのツボを抑えたキャラが多く居たよね(主にMな人のツボ)。

巨乳サイドのキャラたちの方が比較的、投げやり設定ばかりに見えてた。
…いや、そんな視点ばっかりで見てたのもどうかというところだが。

ダンまちの世界観って、クズ担当のモブ冒険者なんかを見てると性悪説な世界なの? とも思うのだけど、それにしては主人公がお人好しな理由も出てこない…。
なんか統一性のない世界が舞台だなーと思いながら、ぼんやりと見てました。


プラスティックメモリーズも無事終わりましたね。
土曜深夜は結局、てさプルとプラメモしかちゃんと見てなかったよ。

聞くところによると、プラメモってに構想10年掛かってるらしいですね。
「10年もかけてあの内容かよー」とも思うけど、むしろ10年前に思いついたネタだからこそ、萌えアニメのバブル期なら許されたような設定の甘さだったのかな?
もしも当時やってたとしたら、他作品のパクリとか言われてそうだけど。

「アイラちゃんが可愛かっただけのアニメ」という声が多いです。
でも僕は、第8話のミラベルちゃんや、第1話のニーナちゃんの方が好みです。

なんか作中に出てきたギフティアの中から気に入った娘とイチャイチャ出来るようなパラレルワールドのゲームが出たら、アニメの円盤より売れそう。
各ヒロインごとに感動のお別れEDと、暴走させて無理心中EDを設けて欲しい。
むしろアニメの方こそ、もしもゲームが原作とかで販促の為のアナザーストーリーという設定(ウィクロスやイクDTみたく)だったら、逆に評価は高くなりそう。


ユーフォニアムが今季は一番最後の最終回かな。
(特別編成や事情のあるアニメは除いて)
先生も最後にいい人っぽい感じだったし、悪い印象の残らない最終回でした。

考えてもみると、音楽教師ってある意味で物凄いメンタルの強さですよね。
自分が作った訳でも何でもない曲の演奏に対して、我が物顔で偉そうにしていないといけない立場なんですから。
例えるなら、二次創作の同人で意識高い系発言してなきゃいけない人みたい。

吹奏楽部の練習シーンは、真剣な緊張感が伝わってきますね。
見てたら小学校の頃の長縄跳び大会を思い出しました。
(あの「クラスの絆が深まる」と教師だけが勝手に思い上がってる最低な企画)
あの時の、縄に引っかかって戦犯になる恐怖に怯えた記憶が蘇る…。
まぁ好きでやってる人たちと強制参加じゃ場合が全然違うだろうけど。


デカリボンさんが、最後まで叩かれまくってたので逆に気になり出しました。
別に好きでも嫌いでもないキャラだったんだけど…。炎上商法系ヒロイン?
確かに正しいことはしてないし、作中の立場でアレは浮いても仕方ないけど。

クズって言うよりは情緒不安定な子だという位が個人的な印象だった。
もしあの場所がそんな意識高くなかかったり、趣味レベルの世界だったら、普通な位のメンタルの弱さなんじゃないでしょうか。
「気持ちはわからんでもない」って意見が少しはあってもいいんじゃないの?
視聴者の中にはダメ人間側のオタクだって少なくないだろうに…。

間違いを挙げるとすれば、そういった人間的な弱さとか迷走を特定のキャラだけしか描かないことで浮かせてしまったことではないでしょうか。
仮面ライダーの集合映画で555や龍騎だけ当時の作風出すと浮いちゃうようなもん。
一つの作品の中での、人間味のバランスって難しいんだなと思わされました。

とりあえず一番強く思うことは…。
ポニテ先輩がデカリボンさんを慰めようと抱いてあげちゃう薄い本下さい(最低)。
カップリング妄想をする分には、あのくらい聞き分けない子の方が捗るよね!


とにかく登場人物が多いので最初は把握できずに困ってたけど、気になったキャラが出来ると「あれ? このキャラって序盤は何してたっけ」ってなって、確認をしていく内にジワジワと最初の方から話を振り返ってみたくなる。

見返す理由があるという意味では円盤売れそうな気はしなくもないけど、実際に円盤を買うかどうかとなると、買う理由って現代だとまた違うんだよなー。


さて、最終回ラッシュの時期には地味に忙しい作業が一つ出てきます。
来季の番宣CMの録画の収集です。

新番組が始まった後だと「○月より放送開始」という部分が「好評放送中」というのに変わってしまうので、放送直前のバージョンが手に入る期間は短い。
…そういうの意識しちゃうと「記念に…」って気持ちが芽生えてしまうんだ。

別にコレクションとかしたい訳じゃないんだけどさ…。
録画しても一度見たら消しちゃう予定のアニメでも、録画時間内に他の好きなアニメの番宣CMが入ってると、消すに消せなくて困ることが多いんです。
なので意図的に番宣枠の入りそうな時間だけ録画して切り抜きを続けることに…。


でもガチで収集家してるわけじゃないから、結局は全部集まらない…。
全部集めたからって何がどうなるわけでもないのに取りこぼすと落ち込む悪循環。
例えるなら、スタンプラリーで埋まってないページがある感覚みたいな。

一つのアニメ内で数パターンあるのもあって…。来季だとGATEというアニメなんかが、それに当たるんだけど…。1パターンだけ取りこぼしてるのが発覚して心残りになってる実際。本編すら録画を残してないアニメなのに…。
例えコンプリートしても何も満たされないから、欲しいと思うことすらできない。

番宣CMは円盤の特典として必ず入る風習でもできれば、円盤を買わないレベルの人は番宣も手に入れるべきでない映像と思って諦めきれるんだけど…。


番宣CMに限らないけど、何かを求め始めると必ず芋づる式に、捨てられないものや集めるのをやめられないものが沢山繋がってきて、どうしようか途方に暮れる。
そんな経験を繰り返す内に、僕は何かと本気で向き合えなくなっていった…。

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【2015/07/06 22:30 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
ぷよとラブライブがコラボか…
ぷよぷよとラブライブがコラボする」という情報を聞きました。
で、実際に調べてみると…。…大したことはしないようです。
この程度でコラボだと言うなら、東條先輩の胸とかお腹とかの方がよっぽど、ぷよとコラボしているじゃないですか(失礼すぎる)


てっきり昔ゲームボーイアドバンスで発売されたガンダムのみたいに、ラブライブのキャラでぷよ対戦ができるゲームでも出るのかと期待してしまいました。

もしそんなのが発売されるなら僕は再びぷよを頑張ってもいいと思ったのに…。
最強のかよちん使いを目指して。
かよちん使いが一番選手層が薄そうだよね。
(かよちんが人気無いとかそういう事ではなく)


ラブライブのメンバーの中で、かよちんを一番好きになる人は、ぷよの上級者になるのに向いてない人が一番多いと思うんですよ。
僕がそうだからわかる。

逆に一番ぷよ上級者に向いてそうな人が多いのは、真姫ちゃん派だと思う。
にこ先輩派にも強い人は多そうだけど、こっちは上級者とそうでない人の両極端に分かれて人数多そう。

肝心のコラボする星空凛ちゃんを好きになりそうな人は…。
実力あっても大会出なかったり、チャンスを他の人に譲っちゃう系の人多そう。
なんか凛ちゃん好きな人は、いい人っぽいイメージが勝手に自分の中にある。

そもそも誰をどんな理由でどんな風に好きかなんてのは人それぞれなので、単純なことは言えないんですけど。
(っていうか完全に僕の偏見で喋ってるんだけどね)


ラブライブじゃなくとも、ぷよは過去にガンダムでやったようなコラボを何か他の人気アニメやコンテンツなんかと一緒にやっていけばいいと思うのですよ。
フィーバーとか太陽とか……ルールいじるよりよっぽど効果的だと思う。

もっとも「ぷよぷよ=落ちゲーのルール」ではなく「ぷよぷよ=アルルとかのキャラが登場する世界」と思ってる人たちからは抗議モノだと思いますが。
けどいい加減この話は一度、問題視して決着を付けた方が良くない?

電撃G'sマガジンが好きな人は、落ちゲーのルールって方で割り切ってる人の方が多いのではないかと思う。ハピレスの追っかけやってた僕もそっち側だし。
ギャルゲーとか興味あれば、ぷよもキャラに注目すると思われるかも知れないけど、ぷよだけは何故かキャラそっちのけで落ちゲーとして楽しんでる人も多い。
もしくはキャラに興味あっても「あれはあれ、これはこれ」って感じなんだ。


実際に…ぷよ対戦と、萌えコンテンツにハマることは近い部分があるかもね。

キリのない世界だと知る時にはもう後戻りの出来ない状態で、自分がついていける限界を知ってからは、やっとの思いで距離を開けて……。
そして恐怖を知ってしまった以上は昔みたく純粋な気持ちで夢中になれなくなる。
それは「大人になる」とかそんな潔い綺麗なことじゃなくて…。

ぷよにも電撃G'sマガジンにもハマったことがある僕は、今回の偶然のコラボ企画の話を聞いて一瞬だけ、昔を思い出して夢を見てしまったようです。
ぷよも…萌えも…呪いなんだよ。

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【2015/06/24 02:04 】 | プーヨプヨ | コメント(0)
2015春季アニメ感想1
今季はテレ東が深夜アニメ枠を無くしに来てます。
日曜もその影響で早く寝れると思いきや、おへんろまで見る派には無駄に待ち時間が空いただけという皮肉。おへんろ自体は時間早くなったのに…。
(まぁ結局は、おへんろの後のドキュメンタリー番組まで見ちゃうんですが)

SHOW BY ROCK!! を「ダークホース」と言ってる人が多くて驚きました。
朝アニメもちゃんと見てる層からしたら、サンリオというだけで既に期待が膨らんでるのは当たり前という感覚だったのですが…。
そもそも1月に紹介特番だってやってたじゃん。

日曜深夜は是非見たいアニメのトップバッターの位置次第で、TVの前にスタンバイ開始する時間すらも人によって変わりますね。
個人的にはSHOW BY ROCK!! から山田くんまで半端な空き時間が出来る…。
けどSHOW BY ROCK!! の視聴はそれだけの価値があるからOK。

山田くん。あんまし興味なかったんですが実際に見てみたら、ムラムラしました。
しかも面白い。でも生々しい感じに抵抗感あるから深入りはしたくないタイプ。
円盤売れんのかな?


火曜日。ユーフォニアムは火曜でなく水曜にして欲しかったな。
なんで京アニなのに中二恋や腐reeやってた枠にしてくんないんだよ。

ユーフォニアムは、内容はともかくキャラは可愛いから注目せざるを得ない。
モブにも、めがね、おさげの率が高くていい感じ。

主人公の苗字が「黄前」と多少不自然だったので、きっと主要人物は全員名前に色の名前が入ってるんだろうなとか思ってたけど、そんなことは無かったぜ。
京アニは登場人物の名前に法則性があるように見せるミスリードが好きなのか?
中二恋も登場人物の何人かの名前の中の数字に意味があると思ってた…。


内容に関しては、序盤が見ていて時々どうしても辛かったです。
原作からああなのか、アニメ化する際の脚本家に問題があるのか…。顧問の先生が、深い考えのある人より、単に一貫しない人にしか見えなかった。
最近の他のアニメでもありがちなんだけど、キャラに無意味に説明不足な言動させて、無理やりドラマ作ろうとする展開にアレルギーが出てきてる最近。

先生の「若さにかまけてドブに捨ててる時間」…って。言い方キツいなぁ。
でも人生って、ドブに時間を捨てるというよりは、時間っていう川にゴミを捨てる人が居るから、人生がドブになっていくもんなんじゃないでしょうか。
ドブ川どころか底なし沼の僕が言うんだから間違いない。

部長の「優しいなんて他に褒められるところが無い人が言われる言葉でしょ!!」という台詞も心に刺さりました。
部長くらいの人なら素直に褒められてると受け取ってもいいと思うけど。
だってあの髪型だもん。あの野暮ったい髪型で優しい人って最高じゃん。
言っとくけど凄い属性だから。ツインテールに含めたら許さないから。


このアニメ、もしも演奏の凄さをバトルシーンで描く作品だったらどうなっていたかな?
音楽に全く詳しくない人でもわかりやすいように。
「バニッシュメント・ディス・ワールド!!」みたいな感じでさ。
時間内のCMで中二恋がよく出てくるから、つい想像が膨らんじゃうんだ。

あとこのアニメのOPって、てさぐれポイントかなり高いよね。
(てさぐれ部活もののOPの歌詞に出てくる条件を多く満たしてるという意味)
タイトルロゴの出方以外の全条件を満たしてる。
OPは歌聞くのも忘れて思わず、てさぐれのOPを口ずさんでしまう…。


水曜日。銀魂が水曜なのに慣れないせいで夕方頃に曜日の感覚がおかしくなる。
深夜帯に入る頃に番組表見てやっと感覚が戻ってくる…。

俺物語!! が無かったら水曜深夜は、その前のMXの2つを諦めて寝てました。
もう歳だから見るアニメの数もトリアージしていかないといけないの。
逆を言うと、水曜MXのどっちかを火曜のユーフォニアムと取り替えてくれれば火曜は寝る日になってた…。寝れる日なかなかできねーな。


ミカグラ何とかが、内容以前に世代ギャップみたいので辛い…。
前にメカクシ何とかの時も感じた第一印象。

でもよくよく見てると、辛い理由はアウェー感だけでも無いようです。
何気に抑揚が必要な場所を淡々と進めちゃったりしているから、主人公の子たちがネタやギャグを一生懸命やっても滑って台無しになってるんじゃないだろうか。
ネタを単発で見ると意外と面白い。主人公は頑張ってる。愛おしくなる程だ。

あとなんか、東方っていうジャンルを好きな層狙ってる感じも辛い。
東方に全く興味無いと、東方っぽい感じがあるだけでなんかアウェー感で辛い。
実はSHOW BY ROCK!! のクリティクリスタの子たちを見てても辛かったりする。
でも逆を言うと東方好きな人達には喜ばれて売れてるのかな?

最新話の実況見ても、やっぱりミカグラみたいなアニメ見てる層は僕達とは全く別の層なのかな~と思わされた。
新聞部キャラの能力見てファンタジスタドールのすずりちゃん思い出す人が居ないし、直後の部活設立見てマサルさんのスーザン思い出してる人も居なかった…。


木曜の大変さは相変わらず、多少の条件を差し引いても揺るがない。
アニメの数自体が減ってきても、飛び飛びで散りばめられていて寝れないぞ。

アイカツから数えたら9時間近く、まとまった空き時間が取れないorz…。
(その中で新作アニメを見てる時間は半分くらいしか無いのに)


パンチラインは、最後まで掴みどころが見つからなかったな。
なんか、ネタがやりたくて話とかは無理やり作ってるだけ系に見えた。
でも内容はともかく、それ以上にキャラ名のセンスが好きだった。
ああいうキャラ名の付け方、大好きなんです。

パンチラインみたいなキャラ名の付け方って、何か名称あるんですかね。
絶望先生が一番代表的だろうか。奇面組は…少し違うな。
前にやってた漫アシなんかも含まれるな(甘いと思ってたけど)


俺ガイルの2期。海浜総合高校の人が面白すぎました。
むしろ2期のシーズンは、この人達が主なメインでもいいくらい。

怒らせ方講座を思い出すようでもあり、銀魂なんかでも出てきそうなやり取りだなーとも思えて深夜に最高に大爆笑しました。
マニアックなとこで言うと、ザブングルのカタカムも思い出す。

俺ガイルは普通の時や1期も十分面白いんだけどね。
でもこの作品って面白い反面、なんか引っかかるものも残る。
例えるなら、何人かで若い頃を振り返りながら「今思うとあの時は○○だったよな~」と言ってる時に「まぁ俺は当時から気づいてたけどね」と後出しジャンケンみたいな事を言う奴って一人は居るじゃん。そいつを見てるような気分になる。
(…青春モノってある程度そういう要素が無いと成立しないものだろうけど)


レーカンが今季は木曜深夜のトリとなる訳だけど、空気アニメみたいな印象の割には何故か毎週、途中で寝てしまわずに見れてる不思議。
自分でも認識できない好感度が、霊のようにひっそりと存在してる感じ。

所見で一番気になったのは、本編内容より途中のキャラソンのCMでした。
作品のメインになるのが「霊感」とその関係で起こることなのに、特に霊感を持ってるという設定でもない一般人キャラをグッズとか作って推していくの? って疑問。
妖怪ウォッチでいうと、クマとかカンチとかのポジションの人たちじゃないの?
その辺は本編を見ていけば追々わかるかもしれないから目を離せない…。


えとたまが、10年以上前の萌えアニメっぽい感じで懐かしく感じます。
(ってか深夜の萌えアニメのテンプレって出来てもうそんなに経つのか)
実際に昔やってたら、猫がデ・ジ・キャラットの劣化みたく見えそうだけど。

でもあまりに懐かしい感じそのままってのも、どうなのというモヤモヤもどっかで残るんだよね。セーラームーンのリメイクとか見てても思うんだけど。

昔みたいな感じがダメとか言ってるわけではなくて…。
今は今として昔を客観的に見て、その魅力が分析できてたりする訳じゃん。
そういう進化も踏まえた上で作ってこそ、新作アニメかなとも思ってしまう。
今は昔でなく時代は進んでるのも事実なんだし。進化より本末転倒も多いけど。


えとたまは再放送枠に挟まれてる分、評価が辛口になりそう…。
変な理屈抜きに見たら、えとたま好きな方なんだけどね。うりたん好き。
羊のナースさんにはソルジャーチームのウールマンの分も頑張って欲しい。

しかし干支に限らず星座とかでも言えることなんだけど…。
一番気に入ったキャラが自分の干支や星座以外だと、ちょっと複雑だよね。
人は皆、自分の生年月日を選べないのに、どうして勝手に特定の動物のイメージを植え付けられる制度なんか作るんでしょうかね。

あとは今の子供の間に干支カーストが誕生しないのを祈るばかりです。
(1学年に2種類しかないだろ)
早生まれ組が少数派として圧倒的に不利…。


えとたまを見てると、天使のしっぽという作品が昔あったのを思い出す…。
当時よく覧てた某有名感想サイトの人が、天使のしっぽを見てもシスプリを見た時のように癒やされない理由を分析してたのも思い出す…。

動物の人間化(擬人化とは意地でも言わん)や動物モチーフキャラでのハーレム物は、受け入れられる人とそうでない人が両極端に分かれると思います。
元動物に近すぎても女の子にした意味薄いし遠すぎても元動物が居る意味無い。

ついでに語らせて欲しいんだけど、そもそも十二支に猫が居ない理由って、単に虎が居るから他のネコ科が居ないだけなんじゃないでしょうか?
十二支には犬は居ても狼は居ないし、羊が居ても山羊は居ない。
鳥なんて何の種類の鳥なのかもわからない、大雑把に鳥類という説明だけだし。
個人的には、猫より熊が居ない方が不思議でたまらない…。


さて肝心の、今季のヒロイン部門の話。
(あくまで単なる自分の好み)

今んとこ、プレアデスの主人公のお母さんがぶっち切りで今季ナンバー1です。
ルーズサイドテール先端三つ編みのお母さんキャラが最高でないわけがない!
お母さんキャラをここまで気に入るのは一週間フレンズの藤宮母以来かな?
(その季のナンバー1は結局、僅差でヒットエーちゃんになったけど)


ユーフォニアムの副部長も序盤は今季のナンバー1の座を争う勢いだったのですが、段々とあざとすぎる気がしてきてしまって勢いが落ちました。

いや、わかってる。めがねは今や要らない要素にカウントされるご時世だからこそ、多少はわざとらしくしなきゃいけないのは、わかっているんだが…。
副部長は、めがねっ娘属性の威厳の回復にとても貢献してるのもわかってる。

ユーフォニアムは、ポニーテールの威厳回復にも貢献してますよね。
ポニテ先輩も良いよね。
逆にツインテキャラで目立ったのが居ないのは偶然なのか?
何か水面下で属性界に革命を狙ってるアニメという予感が出てきてしまう。


めがねっ娘といえば、てさプルの宇佐美陽菜ちゃんも何気にいいよね。
こういうポジションの作品は、果たして今季にカウントしていいか迷うけど。

あとは…うりたん、レーカンのツンデレちゃんなんかが自分の中では上位です。

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【2015/06/10 01:39 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
キン肉超人とか八百万の神とか
なんか昨日、例えにキン肉マンの話を出しちゃったからついでに話すけど…。

最近の世代の擬人化と、昔の世代の擬人化の間に、感覚のギャップ差がある理由の中に『キン肉マン』の存在って大きいかなと、昔以上に思うようになりました。

擬人化といえば「八百万の神」とか「日本古来の云々…」とかよく言われます。
ですが僕としては、そういうのは半分ネタだったり共通部分を例えに使う場合があるという程度で、さすがに直接的に話が繋がってるとまでは思えないんですよね。
むしろ、キン肉マン世代が「オリジナル超人」を考えたりしてたノリの延長こそが今の擬人化に繋がってると考えた方が自然とすら思っている位なんです。


でも去年の夏コミの情評ジャンルで擬人化の研究本を発行なさってたサークルさんが居て、実際その本を入手して見たのですが……。キン肉マンの話題は皆無。
(それどころか、萌え擬人化界にとって大きな分岐点だと僕が思ってた『OSたん』の話題も全く無くて驚きました)
……これは世代のギャップなのか? 僕の感覚だけが今までおかしかったのか?

萌え擬人化の世界に『八百万の神々』という単語が出てくることで、擬人化はそれの派生と考えてる人も最近多いようなんですが…。
本来の捉え方は逆なんじゃないでしょうか。

むしろ「何かをモチーフにする」という事柄の方が、八百万の神々の話みたいな方向に向かって進んでるのを例えて、名前が出てくるんだと思います。
八百万の神の方から擬人化に向かってるとすれば、それこそ今のキン肉マンに出てくる『あやつ』みたいなイレギュラーな存在と考えることも出来る。


擬人化の世界に限らず、造語や概念って元々は目に見えない共通意識で繋がってる人たちの間で通じればいいものとして作られます。
だから急に多くの人に注目されると、定義の具体化に迫られるんですよね。

萌え擬人化というのが最初に出来た頃に、多くの人たちが共有していた意識。
そこにはキン肉マンの超人やドラゴンボールに出てくる亜人とかを見て育った世代が必然的に持ってた基準の影響も大きかったんじゃないかと思ってます。

話は逸れるけど、もう少し上の世代だと「十二星座の擬人化」というのを見かける度に、まず自分の星座よりも蟹座の扱いをチェックしてそうな気がする。
十二星座擬人化って何気に相当な数を見かけますけど、あの作品から生み出された「星座カースト」を、いつか擬人化が打ち破れるかだけ注目してます。

自分も同人誌を発行したり出来るような力があるなら、萌え擬人化への自分流解釈をまとめたようなのを発表してみたいものです。
調度良く、擬人化を擬人化したキャラもマスコットに居るし。


念のために言っとくけど、別に『キン肉マン』を擬人化ジャンルの作品だと言ってる訳では無いですよ。くれぐれも誤解しないように。
ただ、何かをモチーフにキャラを作るということに特化した有名作品が過去にあったという事が、今の萌え擬人化にも大きな影響を与えているということ。

ちなみに『キン肉マンレディー』という作品は僕はあまり好きではありません。
最近の「何でも美少女化」しちゃう風潮が、ああいう形でみんなの少年の頃の思い出にまで手を伸ばしちゃうのは何か違うかなと思ってしまう。


追伸:そういやキン肉マンが擬人化の例えに出せるということは…。
前に『艦これ』の話題で言ってた、戦艦のパーツ外すと普通の女の子になるって設定をブロッケンJrに例えるっていうのは、あながち不正解でもないのかも。

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【2015/06/05 08:04 】 | 擬人化 | コメント(0)
羽化不全の昆虫
相変わらずヒメカツオブシムシと暮らしています。
自分で幼虫を育ててみると毎年、成虫の時期が楽しみになります。

そんな中、今年は様子がおかしいのが一匹いました。
蛹の抜け殻が背中についてるのが居て、取ってあげようと思ったんです。
でも、よく見たら羽が痛々しい方向に曲がってる! 何が起きたんだ!?
こんなの初めてです。

調べてみると“羽化不全”という状態なんだそうで。
カブトムシやクワガタなんかだと珍しくも無いらしく、むしろ無事に羽化するのに必要な飼育環境の方がシビアな位なようですね。

動物なんかでもそうですが、自然の中では誰の手も借りずとも普通に生きていそうな生き物でも、いざ人が育てようとすると厳しい条件が出てくるんですよね。
ヒメカツオブシムシは羽化した後も暫く蛹に引きこもってたりするので、羽化の条件は他の虫に比べて比較的安全そうなイメージだけど…。


昔は見つけ次第ぶっ殺してたぐらいの虫なのに…(残虐時代)。
どうして今は些細な事でこんなにも心が痛むんだ。
山のフドウやベジータみたいな心境の変化です。

まぁ飼育ケースで一生を過ごすなら飛べる必要は特に無いんですけどね。
それに昆虫は感情が無いので、個体が他の個体を差別したりとかもありません。
…そこだけ考えると、ヒメカツオブシムシって人間より遥かに優秀ですね。

羽化不全になってしまった昆虫は、人間に例えると障害者に含まれるのか?
そもそも哺乳類に例えてしまうと、元が手足合わせて8本あるようなものなので、何とも捉えがたい。

例えばキン肉マンの腕が取れたら、ドクターボンベの医療技術とバッファローマンの角が必要なのに対し、アシュラマンの腕が簡単に取れても世間じゃ様式美扱い。
そんな感覚に似てるかも。


萌え擬人化的には甲虫の羽は、後ろ髪に使われることが多いです。
…そう考えると羽が多少おかしいのも、人に例えたら「寝癖」ぐらいに捉えちゃってもいいのかも知れない(人間のエゴ)。
2015-06-04.jpg 
羽化不全を「大人になるのに失敗した…」と考えると、他人ごとに思えない僕。

絵に例えると、ますます他人ごとに感じられない。
きっと(↓)こうなると思う。僕も前者に生まれたかった。

 ・実力不足の反映が「雑な絵になる」タイプ
  →昆虫でいうと個体の大きさの問題
 ・実力不足の反映が「バランスの悪い気持ち悪い絵になる」タイプ
  →昆虫でいうと羽化不全

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【2015/06/04 06:04 】 | 擬人化 | コメント(0)
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