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【2024/05/20 05:42 】 |
2015冬季アニメ感想
2015冬季最高のアニメは、聖剣使いのなんちゃらで文句無しに確定ですね。
直後の戦国無双の人たちの真面目な言動すらも全てギャグに見えてしまう勢い。

よく魔法戦争を引き合いに出してる人がいたけど、それは方向性が微妙に違う。
なんというか…中二病に対するメタ視線度みたいな部分が。
聖剣使いは11eyesや、いつか天魔の黒ウサギと同じ系統の中二病ギャグアニメだと認識すべきだと思うんだ。

きっと、これらの中二病ギャグはさすがにもうパターン化してきちゃったから、今後は同じようなのが出ても残念ながらウケないだろうなとも思う。
聖剣使いは、ジャンル自体が打ち止め直前そうな貴重感もあった。

でも過去に中二恋なんかも、影羅ちゃんコピペとかが好きだった層からしたら「今更これ系のネタかよー… え? 世間じゃウケてるの?」って感じだったし。
世間の中二ブームの扱いは、よくわからん。


冬季は、この聖剣使いを含む4作品が「中二病ラノベアニメ四天王」と呼ばれていましたね。「紛らわしい」「区別がつかない」という声も沢山聞きました。
僕はこんな認識で覚えてました(↓)

大喜利に例えると…
アブソリュート・デュオ好楽さん
新妹魔王の契約者こん平さん
銃皇無尽のファフニール木久蔵さん
聖剣使いの禁呪詠唱小遊三さん


それにしても関東だと、冬季の日曜深夜はテレ東に辿り着くまでが辛かった。
穴あき構成がひどすぎます!

 22時台:普通に1時間、新作アニメ枠
 23時台:ラブライブ再放送と新作アニメ
 24時台:この一番眠い時間帯に65分の空き時間
 25時台:テレ東で1時間、新作アニメ枠
 それ以降数時間待ってBSフジで、おへんろ

ラブライブの再放送もまた、本放送時と30分ズレてる枠で混乱した。
ちなみに純潔のマリアを最初、緋弾のアリアの続編だと思ってました。


さて、邪気眼的な要素の出てくる複数のアニメが「中二病アニメ」と呼ばれ注目されてた今季、対照的に「本来の意味」での中二病に近いと思ったアニメが一つ…。

ユリ熊嵐。キマシスト兼たえちゃニストとして注目してたんだけど…。
このアニメは百合要素より中二病要素が本体だったように見える。

自分は思考停止した周りとは違う、穢れてない私は特別……みたいな思春期特有の何かアレ。そういうのが暴走してこそ、本来の中二病に繋がるんだと思う。

いやむしろ百合というジャンル自体がある意味では、女性の社会特有のドロドロや現実主義に対する中二病的な抵抗感から生まれた部分もあるのかな?
起源とか詳しくないんだけど、調べてるとそういう解釈ができなくもない…?


冴えない彼女の何とかっていうアニメは見てて辛い部分多かったな。

「舞台がオタク趣味ならオタクをそのまま描けば、お仲間にも共感して貰えるだろうしウケるに違いない」という考えが透けて見えてたんだけど…う~ん…。

オタクや中二病みたいに、蔑称や自嘲の意味で使われるのが元祖だったような要素を扱う時には、悪い意味でのそれと良い意味(良いというのもおかしな言い方だけど)でのそれの区別くらいは最低限、把握してないといけないと思うんだ。


「消費豚としての日常」から抜け出したいみたいのには共感できたけど…。
それの為に、具体的に何を創りたいのかもはっきり出来ていない奴がトントン拍子に他の人達から手を貸して貰えたり、振り回しても許されるのは違うかなと思う。
しかも自分より努力して能力を手に入れた人たちに対して偉そう。

げんしけんで見た主人公と久我山さんのギクシャクを延々と見せられてるような気分でした。サークル参加する辺りの展開のとこ。
個人的には、あの時の久我山さんの「原口みたいだよな」は正論だと思ってる。


ショッピングモールでの立ち回りに、コミケ参加経験を役立ててた回。
あれはかなり共感を得るのに成功してたんじゃないかと思う。

冬コミの翌日に一般の初詣に行くような人達からも、似たようなネタをよく聞く。
参拝客の列とコミケの列を、頭の中でつい比較しちゃうみたいな感想。
むしろ既に定番ネタの域な位によく聞く。

でもああいうネタを創作作品でやるなら、最終的にはどこか空回りして失敗させた方が面白かったんじゃないかなと個人的には思うのです。
成功させちゃうとなんか、最近のオタクはオタクをステータスと勘違いしてる系論争のトリガーを引く原因になってしまう。難しいバランスの場面。


冴えない彼女で『消費豚』って単語を聞いて初めて意識したんだけど…。
その消費豚という立場のオタクが何かしらの形で成功していくシンデレラストーリーという類の展開物はもう、一つのジャンルとして確立されてるのかな。

アウトブレイク何とかも異世界とはいえそうだし、げんしけんも最終的には主人公が出版社に就職してるし。

業界は既に目をつけて研究を進めているのかも知れない。
でも今はまだ実験段階の手探りみたいな状態だからこそ、逆に神経逆なでして批判を浴びる作品や展開が出てきちゃったり……とか色々勘ぐっちゃう。


オタク界という世間から離れた世界の中でも、何かを創れる人種と消費するだけの豚の格差社会。
その後者に当たる人種のコンプレックスを解消するための夢の世界…。
考えてみると確かに需要はあるよね。

僕も典型的な消費豚コンプレックスの代表だから痛いほどわかる。
現にこうしてブログに感想書いてる今も、書きたいから書いてる反面、それしか能が無いことに苦しんでます。
でも僕はあんまり、シンデレラストーリーは見たいとは望んでないな。
シンデレラは眩しすぎる。マッチ売りの少女みたいな滅びの美学でいい。

そして春季アニメも始まって早くも一週間が経ってます。
また新作アニメが目白押しで、消費以外に何もできない…。
新作アニメなんて減らして再放送枠増やしてもいいのよ。
てーきゅうみたいに短時間に詰め込んで時間短くしてもいいのよ。

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【2015/04/10 21:26 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
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