× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
昨日たまたまTVつけたら『名古屋めし』という特集をやってた。
しかし何故か特集の目玉として取材されていたお店は…。 「ブロンコビリー半田店」…半田って名古屋じゃ無くて知多半島じゃん。 画面にでかでかと映し出されたのは、分厚いステーキ! 食欲を誘います。 そして場所は半田市。もしかしてこれは噂の『知多牛』というものなのか!? …普通のオーストラリア産の牛肉でした。 「ぶどう牛」という名前の肉だそうで…。ぶどうといえば東浦町。 東浦町の「東浦巨峰ワイン」で味付けでもしてるのかな? …全く関係ありませんでした。 ご飯も魚沼産コシヒカリだそうです。阿久比町の「れんげ米」使えよ。 ブロンコビリーというお店は、名古屋を中心に全国でチェーン展開をしているそうで、半田店が今回の取材に選ばれてたのは本当にたまたまだったそうです。 しかしここまでTVにツッコミを入れてしまった後で改めて自覚しました。 いつの間にか知多半島を応援せずにいられなくなってる自分に。 ご当地萌えキャラのパワーって、すげーなーと思わされました。 (いや洗脳される僕がバカなだけか) 『知多娘。』みたいな企画、我が千葉県北西部にも欲しいなー(チラッ 思わず『デートde知多あるき』を久々に全て通しで見直してしまった。 ちなみに当然ですが、対岸の『穂の国娘。』にも注目してますよー。 ご当地萌えキャラを見て夢を見た後は、我に返るために某ラブライブの同人漫画を読むことにしてます。あのライブイベントに行くことを決めた男達のやつ。 ご当地萌えキャラも実際の現地には居ませんから…。 今季のアニメには「処女」と書いて「とこのめ」という苗字のキャラが登場するので、常滑市の常滑セラさんを思い出すんですよ。 前季は前季で当然、のんのんびよりを見ながら阿久比町を思い出してました。 「れんげ」ちゃんに「ほたる」ちゃんですからね。 知多半島といえば「知多四国巡り」なんてのもあるそうですね。 「おへんろ」って番組もBSフジのが丁度終わるとこだし「おへんろ知多四国巡り編」というようなコラボ企画でも続編として是非やってほしいものです。 さて、ご当地萌えキャラの話題といえば…。 『碧志摩メグ』さんの話題が最近では盛り上がってましたね。 (詳細は適当にググれば出てきます) まさかTVでニュースに取り上げられるまでのレベルだったとは…驚きました。 僕はこの話題は2chの萌えニュース板で知ったのですが、色んな人のレスを読みながら少し違和感を覚えていました。 婆様達の言い分がアレだという意見は同意なんですが、碧志摩メグというキャラの存在に対しては全肯定な意見がスレの住人にも多くて驚いたんですよ。 萌えキャラが非ヲタの世界から批判されてるので、擁護という面はあるでしょう。 しかし、もしもこの『碧志摩メグ』という企画を知る機会が今回の騒動でなかったら、萌え界での反応は今と同じだっただろうか? 対岸の『知多娘。』ですら最初は賛否両論あったぞ。 「何でもオタク狙った絵にすりゃいいってもんじゃねーぞ」 「シ○プリのパクリじゃん」 …といったような批判的な意見も飽きるほど見かけた。 ご当地萌えキャラは、それだけ難しいのだ。 ましてや碧志摩メグさんに関しては、服装以外はモチーフに上手く絡めたアイディアとは言いがたく、適当な美少女に格好だけさせてるように見えなくもない。 碧志摩メグさんに苦情を出してる婆様達の言い分に賛同する気は微塵もない。 しかし、苦情vsキャラという視点ではなく、ご当地萌えキャラの中の碧志摩メグさんという視点で見るとまた色々と違って見えるものがあります。 「女性軽視」という言いがかり意見を受けているそうですが…。 実際に碧志摩メグさんの絵柄は、ご当地萌えキャラとしては「比較的」エロい。 ご当地萌えキャラって基本的に、もっとマスコットキャラ寄りな絵柄が多いんです。 海に潜る海女さんがモチーフの割には浮いてる。乳首も浮いてるように。 (全然うまくない) 描いた方曰く「秋葉原に行けば、もっと過激な萌えキャラがいっぱいあるでしょ?」。 …いや、そこはまず秋葉原よりも他の地域のご当地萌えキャラと比べようよ。 例えば、もしも知多娘の最初のキャラ、知多みるくさんのお胸が同じような描写で描かれていたら、今の知多娘の盛り上がりは無かったと思うんです。 (だから最近の『巨乳缶』みたいな商品はどうかと思う) 確かに苦情側の言い分は支離滅裂で不条理と言わざるを得ません。 しかしそんな事情も躱しながら、上手いアイディアで工夫していかなければいけないという条件は、他のご当地萌えキャラも同じ。 それを考えたら、今回の碧志摩メグさんに対する苦情騒動は、完全に理不尽な災難とも言い切れないのではないかなーなんて個人的には思います。 こっからは、完全に単なる僕の先入観だけでの感想です。 上手くは説明できないんですが正直、碧志摩メグさんからは他のご当地萌えキャラから感じるような熱い何かを感じないんですよ。 最悪な言い方すると、ブームに乗ってみただけで気持ちは乗ってないというか。 ご当地萌えキャラの存在自体が様式化して有り難みがない感じというか…。 (そういう面が全くあってはいけないと言っているわけではない) そんで、そういうのは別に専門家ではなくとも伝わるもんだと思ってる。 婆様達も、ただ難癖つけてるだけじゃなくて、その上手く説明できない感覚を実際に多少は感じていた可能性も無いだろうか。「軽視」という単語が引っかかる。 この件が「女性を軽視」してるかどうかはわかんないけど、ご当地萌えキャラの伝統は「軽視」されてる風潮が最近は強いんじゃないかと思います。 (ご当地萌えキャラに限らず起こる話だけど) 萌えとは本来、お膳立てされるものではなく自分で辿り着くもの。 しかし現代では、そんな理屈は通用しない。それは火を見るより明らか。 そんな中で「自分で萌えを見つける力」を試される要素がまだ残っているコンテンツという希少価値も、ご当地萌えキャラの魅力の一つだったと思うんです。 元々は、そこまで狙ったわけでもないような地方のポスターとかが、たまたま見つけたオタクのツボにハマって話題になるみたいな現象から派生した世界ですから。 萌え界の中でも特に「わざと」が過ぎちゃいけない場所なんです。 知多娘や四国萌隊なんかは、そんな目に見えない部分も見ていたと思う。 そして「許される」リミッターを限界まで見極めて魅力を発揮していた。 (例えるならテニヌの内容が、物理的可能な「つもり」をずっと続けているように) 「まさかこんな所に萌えが絡めるポイントが隠れていたとは」 …みたいな驚きと、遊び心をいつまでも忘れない世界でいて欲しいなと思います。 (なんか擬人化の世界でも同じようなこと言ってますが) PR |
|