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【2024/05/07 21:38 】 |
2017春季アニメ感想
2017春季のアニメを振り返ってみたら、偶然にも気に入ったヒロインベスト7が、全員違う曜日なのに気がついた。だから記念に描いてみた。
2017-07-01.jpg 
 位:樫村早苗ちゃん@アリスと蔵六(日曜日
 位:リンちゃん@ロクでなしなんとか(火曜日
 位:紗霧ちゃん@エロマンガ先生(土曜日
 位:大家さん@ひなこのーと(金曜日
 位:源内あおちゃん@FAガール(月曜日
 位:四ノ宮しおりさん@サクラクエスト(水曜日
 位:黄蝶ヶ崎柚ちゃん@恋愛暴君(木曜日


日曜日。今季の日曜といえば、アリスと蔵六
アスリートっぽいタイトルの割に、特にスポーツをしなかったアニメ。
早苗ちゃんのことは最初「ゆゆ式ちゃん」と呼んでました。
実際に本家ゆゆ式並に癒やされました。

月曜日FAガールは最初、物騒神姫と区別がつきませんでした。
FAガールはここたまに近くて、物騒神姫はフェアリルに近い?
…少しそんな気がした(単に主人公の人間の性別の差だけかも)。
しかし源内あおちゃんに魅力がありすぎたのは、プラモの販促としてどうなの?
ファンタジスタドールのマスター達がキャラ濃すぎたのと少し似てる。

轟雷以外のFAガールは最後、旅に出ちゃったけど…。
FAガール一体につきマスターが一人つくとエンジェリックレイヤーみたい…。

今季の月曜は、笑ゥせぇるすまんもありましたね。
昔冗談で「戸愚呂福造」とか言ってたら本当に戸愚呂の人が喪黒さんの声に!
喪黒さんから見たら僕らみたいなのって、どんなドーン対象になるんだろ?
スキマの方が心の本体な奴等は顧客にはならないのかな。

火曜日ロクでなしなんとか
リンちゃんが可愛すぎて作品のタイトルすら覚えられませんでした。
当然、リンちゃん以外の登場人物の名前なんて一人も覚えてません。
ずっと画面の前で「他のキャラはいい、リンちゃんを映せ!」と言ってました。
ろくでなしBLUESにも「リンちゃん」って出てくるから、このままじゃ紛らわしい。

水曜日に2つあるサクラ「エロい方」「えっちな方」で呼び分けてます。
サクラクエストは、シコリティの高いアニメですよね!
特にエロいことしてなくてもエロい。シコりクエストって感じですよ。
タイトルのサクラは、ピンクな内容に見えるって意味なんですね(違

リセットは話追うのが面倒なので、えっちなことばっか考えながら見てます。
村瀬さんが「全身、服」って言う妄想とか。サクラダ露出ット…誰か描いて。

木曜日月がきれい冴えないなんとかクロックなんとか恋愛暴君
春季の木曜は、時間が遅くになるにつれ、登場人物の髪色が現実離れしたアニメになっていってたのが注目所でしたね。

恋愛暴君。ピンク髪の人が出てくるまでは今季一番面白かったです。
僕も黄蝶ヶ崎柚ちゃんのことは最初「キュアピースちゃん」と呼んでました。
グリゆずでコンビになると毎回、明後日の方向を目指すのが好きでした。

恋愛暴君の「黄蝶ヶ崎」さんといい、マキャヴェリズムの「鵜薔薇咲」さんといい今季は「○○がさき」という名字が大フィーバーでしたね。
そりゃ火曜のデレマス劇場にも姉ヶ崎さんの出番が多い訳だ。

金曜日。日常系の皮を被ったエロアニメ、ひなこのーと
日常系っぽい部分がひたすらハリボテなのが楽しかったです。
2chの実況スレで某コテの人が「大家さん…大家さん…」と騒ぐから、僕も大家さんが一番好きになりました。
間違えて「お母さん」と呼んじゃいたい大家さん今季ナンバー1。
大家さんが好きな人は、ゆるゆりだと結衣先輩が好きになるんだろうか?

土曜日エロマンガ先生以外も全部面白かったです。
巨人2期もReクリもタイガーの3クール目も良かったです。
Reクリは萌えオタの目から見ても、女の子より男キャラの方が見てて楽しいです。
ハゲの人はいいこと言うし、弥勒寺さんは中二を裏切らないカッコ良さだし…。
デブの人が鹿屋くんを襲っちゃう薄い本とかちょっと欲しくなりました。


……久々にアニメの感想をブログに書きました
なんで久々になったのかというと、タイミングというのかな?ブログとはいえ、話題の順番が脈略の無い羅列になるのを出来るだけ避けたかったんです。
今回も前記事の流れからいくと唐突ですが、せっかく絵も描いたということで…。

まぁ誰のコメントもつかないから、やる気を無くしてるというのもあるんですが。
オリジナル作品の発表と違って、他人の作品を見た感想なんて誰かと分かち合ったり転がしたりできなれば本当に意味の無い話題なもんで。

アニメの感想とかの話題って今は、ブログよりツイスターの方がいいのかな?
僕もツイスターを始めようか迷い中です。誰かとお話したいよー。

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【2017/07/02 05:55 】 | アニメとかの感想 | コメント(22)
母の日だから色々語る
“母の日”……それは好きな女性にカーネーションをプレゼントしながら
「好きです!僕の母親になって下さい!」と告白する日。

……なんて昔から冗談で言ってたんだけど、そろそろ本当に他の誰かが同じネタを何の抵抗もなく思いついて作品にしたりしそうな時代になってきました。
いやその直前の“子供の日”の時点で「子供の日は子供に帰って母親を求める日」とか言い出す人も出てきそう。


相変わらず母親ヒロインが地味に豊作な時代が続いているので、嬉しい限りです。
WIXOSSママバンドリ山吹母……。メイドラゴン小林さんがカンナちゃんのお母さんみたく段々となっていくのも良かった。
あと、けもフレシロナガスクジラお母さんが気になってる…。2期早よ!

そして注目が集まるのは『通常攻撃が(中略)お母さんは好きですか?』ですね。
嫌でも目に入る。嫌じゃないけど。
『お母さんの甘えさせてくれるメッセージキャンペーン』なんてのがやってたようで、僕も自分の名前のを何度も再生しまくってしまいました。
名前によってメッセージが数パターンあったようで「僕こっちが良かった」と思うのに対しては「おのれ○○くんめ~」とか思ってみたり。
というか自分以外の名前が目に入るだけでジェラシっちゃうのが母親というもの。

思い出すな…。昔携帯の着信音とかを大好きなハピレスのボイスにしてたのを。
携帯開く度に、むつきママ「今日もがんばってくださいね」

こういう時代なんだから、電撃G'sマガジンもラブライブサンシャインばかりでなく、HAPPY☆LESSONサンシャインとか作るべきだよね。
実際は、ハピレス関係で検索したくても『もしかして:パピレス』とか出る始末。何だよ電子書店パピレスって。紛らわしいから名前変えろよ。


母親ヒロインを求める、又はヒロインに母親を求めることに昔よりも抵抗がなくなってきている昨今のオタク界。
だが、こんなに気軽に母親ヒロインというのを求めてもいいものだろうか
嬉しい半面で「何かが違う」という意識が、やはり浮かんでくる。

オタクとしてキモいことを、ステータスやコミュニケーションツールとして扱う人の居る現代は、まるで軽い気持ちで天に挑戦しているように僕には見えるのだ。

これは僕の自説なんだけど…。
オタクがキモい理由……それは「現実でない世界を愛してしまった罰」として、現実を司る神から呪いを受けた姿だからではないだろうか。

実際に、母親キャラをヒロインとして求める萌えオタは特にキモい。
母親というキーワードに関する非現実は、それだけ罪が重いのだ。
ママ属性というのは、呪いに打ちのめされながら求める萌えでなくてはならない。
…そんな考えが抜けません(古い考え?)


お膳立てされると身構えちゃうというのもあるかな。
うちらは呪われた存在。だから親切にお膳立てなんてして貰うのは似合わないって位で丁度いい。これ、母親ヒロインに限らず他ジャンルでも最近言えること。

『HAPPY☆LES
SON』なんかは奥底でそれを理解していたと思う。
だからヒットしたし、僕も夢中になった。
『ママ天国』は逆に肝心な所が見えていなかったと思う。
だから企画段階で終わったんじゃないかな。
(悲しい意味で「違いのわかるアニメファン」から正当な評価をされたわけだ)

オタクや萌えの世界に来てまで『母親』ってテーマに縛られてるユーザーはその時点でまともじゃないんです。普通の次元で考えた母親像ではダメなんですよね。
母親じゃなくても出来ることをしても意味がないけど、母親としてのリアリティを追求する場所を間違えるのも絶対ダメというデリケートなジャンルなんですよ。


ところでバブみって単語が最近ピンチを迎えてるみたいですね。
なんでも女性オタク側が誤用を広めようとしているみたいで。

女性が母性を刺激されるのって特別なことでも何でもないと思うんですが、わざわざ造語使って説明する意味あるんですかね。
っていうか少し前にあった“モンペって用語は何処行った?

同じ女性側からも、正しい意味で使いたい人から反対意見とか出ないんですかね?
「年下母性キャラと先輩キャラを絡ませたい時に何て言えば良いんだよ」とか。
例えば、テニヌ氷帝の宍戸が鳳君に母性を求めちゃったりする場合とか。
「ダサダサだぜ」とか言いながらも母性に堕ちていく…(本当にダサい妄想)。


妥協案として“逆バブみ”という単語を作って広めるってどうですかね?
焼け石に水か…。

しかしこのまま、『バブみ』が男性オタクの世界のモノだったとしても、正しく使い続けられるか疑問ですね。
好きなキャラと楽してイチャイチャする妄想したいが為だけに「母親を求めちゃった」という現象を利用する人が増えるだけになりそうな気もします。

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【2017/05/14 05:14 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
ツインテール素朴な疑問
今日はツインテールの日らしいので丁度いいから、前々から思ってた素朴な疑問の事を語りたいと思います。
2017-02-02.jpg 
ポニーテールを位置的に「テール(尾)」と例えて呼ぶのはわかる。
だとするとツインテールって、どこもテールじゃないよね。
(ジョジョのギアッチョみたいなことを言うようだけど…)
むしろ位置的には、「翼」とか呼ぶ方が合ってない? …って疑問。

由来を追えば、ポニーテールって名称の派生で付いた名称という事は理解できますが、割と誰も何の疑問も持たずに受け入れてる状況もまたシュールな気がする。
体の横から尻尾が生えてる生き物なんて、あんまし居ないでしょ?

世の中ツインテールの定義なんかで揉めている人達も居たりしますが、それ以前に「ツインテール」って名称自体、これでいいのか?と思ってしまうのです。

「ツインテール」って名称が広まる前に異を唱えた人は居ないのだろうか?
尻尾より翼みたいな位置だから「ウィング結び」みたいな名称にしようよと提案した人が居ても良かったと思うんだけど…。
クワガタが鬼虫と呼ばれたみたいに角に見立てた人も居なかったのかな?


ちなみにツインテールの定義に関して、僕は個人的に原理主義的ツインテールの方を推してたりします。
主にツインテールの定義の部分でなく、日本ツインテール協会へのアンチテーゼの部分に共感したから。

例の拡散されている画像に関して筆者が語っているブログ記事は、今でも時々読み返してます。熱い気持ちを分けて貰うために。
(古い話だから、著者様が今でも同じような主張をしてるかは知らないけど)
「原理主義的ツインテール」でググれば今でも上の方に引っかかります。


「おさげ」や「ピッグテール」に「ツーサイドアップ」……。
何事も“違い”というのは、意味があるから違いがあるはずなんです。
その大切かもしれない意味を無視して、表面の共通点だけ見て分類する連中。
日本ツインテール協会は本当のツインテールファンからは、そういう風に見えるんじゃないかと思う。

そしてそんな奴等が、ジャンルの集大成的な存在を名乗りイニシアチブを気取る。
そのジャンルの本当のファンからしたら、当然の怒りだと思うんです。
こういうのってツインテールに限らず結構あると思うんですよね。
例えるなら、百合とレズの違いも解ろうとしない男性陣が「百合とは…」とか偉そうに語っちゃってるのを見ている本来の対象層のような気分なんだと思う。

彼らは特定ジャンルのイニシアチブを握ったという実績が欲しいだけで本当は、そのジャンルの内容なんて好きでも何でもないんじゃないだろうか。
…そんな風にすら見えてしまいます。
わかっていない」というより「わかろうとする必要も無い」という事か?

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【2017/02/02 02:02 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
2016冬季アニメ感想
SHIROBAKOを正月に一挙放送してたけど、どうかと思った。
いやSHIROBAKO自体は面白かったんだけどね。

SHIROBAKOって見てて「うおぉぉ俺も何か描きてぇー」ってなるアニメじゃん。
でもアニメ見てる奴って時点で、日々のアニメ視聴地獄から開放されて時間取れるのって番組改編期しか無いじゃん。
その中でも一番大きい年末年始にSHIROBAKO自体を見せることで視聴者を「見るだけ」の立場に強制束縛するのはSHIROBAKOとして少し本末転倒に見えた。

あのアニメが一体何のために、何かを創る素晴らしさを視聴者に伝えたのか。
…こんな被害妄想を、つい抱いてしまったのは僕だけでしょうか?
時期的に冬コミの直後だし余計に悔しくなってしまったのです。


2016のアニメ視聴地獄。早くも1/4が無事終わりましたね。

冬季は特に夢中になった萌えアニメは無かった印象です。
(そんな平和な1クールが、たまにはあっても良いよね)
僕街と落語が何気に毎週続きが楽しみでした。

僕街は主人公が戻った年代に丁度、自分は母親がしたっけしてるので個人的には複雑な気持ちで見てる部分もあったけど、面白くて毎週続きが楽しみでした。
ライブマンとかRXとか懐かしい単語が出てきたのも興奮でした。
最終回で演出として出てきた蝶を見て「これ絶対、ライブマンOPのオマージュだよね(絶対違う)」とか一人で盛り上がってしまった。


現実に起きる事件に立ち向かい戦う、僕だけがいない街。
わざわざ仮想現実に行って戦おうとする人達を描いた、PSO2。
30分前のハイテクな世界観と対照的にローテクな、だがしかし。
…冬季の木曜日は、考えようによっては温度差が激しかったように思えます。

だがしかし面白かったけど、それ以前に面白いかどうかを気にしてなかった。
なんか「駄菓子みたいな存在のアニメだなー」って思えるのが心地よくて。
でも毎週30分は長かったよね(多くの人も言ってたことだけど)。

ボンタンアメや酢昆布が、一般菓子でなく駄菓子だと知って驚きました。
ブタメンに至っては、菓子どころか食事にカウントしてたから「??」だった。

毎週観てて、駄菓子の基準が割りと間違ってた自分に驚かされました。
でも駄菓子と一般菓子の境界線って意外と曖昧じゃない?
むしろ「え? これって一般菓子じゃなくって駄菓子だったの?」と思わされた回数だけ、幼少期に貧乏だった証ということなのかも…。


食べ物系といえば、JKめし完結しましたね。辛かった。
何が辛かったって…。日常パートは食事パートのオマケみたいなフリして、日常系も上手く描けてるだろ? 面白いだろ? チラッチラッというのが全く隠せてないとこ。
なんか色んな意味で「Oh~My~コ~ンブ!」って感じでした。

でもそれ以上に見てて辛かったのはSDキャラになった時に指を省略するとこ。
あれやられるだけで、欠損系みたく見えて怖いんだよぉ(気にしすぎ)


SUSHI POLICEも食べ物系か…。
個人的には、古い萌えオタとしての感情移入の方が満たされてたんだけど…。

主人公達の掲げる「正しい寿司」というのを、自分たちの拘りのある萌えジャンルに置き換えると、意外と共感できるんですよ。
『○○警察』を描いたアニメでもあるから、間違った認識でもないよね。

実は彼らの苦難を見て真っ先に連想したのが、『原理主義的ツインテール』の人なんです。例の有名な画像の。
画像だけ見ると、独善の押し付けが目的みたく見えるかもしれないけど、実際に描いた人のブログを読めば、そうじゃないことがわかる。
その辺の、理解され難い活動が正にソックリと思ってしまいました。


オタクを直接描いていた、少女たちは荒野を~よりもSUSHI POLICEの方がオタクとしての共感が満たされてた不思議。
少女たちは荒野を~って、世間では人気あったんですね。
秋葉原に行ったら、でっかい看板広告が幾つもあったので驚きました。

冴えない彼女の~に似ているようで、世界観が10年~15年前のエロゲ業界の理屈だから大分ちがう。懐かしいって意味では見てて心地よかったかも。
でもどうせ懐かしいなら、作る側より見る側視点の作品の方が見たいなー。
あの頃に夢中になってた理由とかを振り返るような感じの。


冬季は、ヒロインを崇めたくなるようなタイプのアニメはありませんでしたね。
キャラ単体で言えば、めぐみんとか可愛かったけど。

前季でいう、ゆるゆり、ごちうさ、あにトレみたいな枠は無かった。
その役目を、ギャル子さんが果たすことになるのかもとか思ってたけど、特にそんなことは無かったぜ。
直後の石膏の方は女性にとっては、そういう役目のアニメになってたのかな。
何気に女の子のアイドルのマネージャーの山下絹枝さんが良かったよね。

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【2016/04/15 21:33 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
『バブみ』って単語がブームらしい
『バブみ』という単語が流行ってるらしい。
(詳しくはググるといっぱい出てくる)

普及されすぎると、間違った使い方をされ始めるんだろうな。
(僕もそんなに厳密に理解出来てるか怪しいけど…)
平仮名の「おっぱい」が今じゃエロ用語のように扱われているみたいに!


調べてみると、主な例えに仮面ライダー555草加さんが使われててワロタ
(でも草加さんレベルになると、もっと根本的な構造から違う気もする)
555風に説明すると、↓こんなニュアンスなのかな?

「知ってるかな。バブみっていうのは、呪いと同じなんだ。
 途中で挫折するほどキモいから、ずっと呪われたまま…らしい。
 流行らせた人の罪は重い」

「おい知ってるか。バブみを求めるとなぁ
 時々すっごくキモい奴になるが、時々すっごく気持ちよくなる…らしいぜ。
 俺には嫁が居ない。でもな、妄想(ゆめ)でオギャることは出来る。変態!」


定義的には「年下の女性」ってあるけど、それは純粋である事が絶対条件ということを表すのかな? 実質的には。
人って年取れば取るほど色々と計算で見るようになっちゃうから、相手が大人キャラだと防御反応が出ちゃうみたいな感じとか。

それとも、禁断の領域に踏み込むことで幻想度を上げてるとかあるのだろうか。
…いやもっと単純に、オタクの平均年齢が上がった影響ってだけかも。

年下の女性にも母親を求めるのが可能という認識が広まったメリットは高い。
今までママキャラ界は、リアルな熟女や人妻を描かなきゃ駄目だみたいな層が居て割と不愉快だったんですが、一気にギャフンと言わせられた気分だ。
「わかってないなー」ってドヤるタイプに「一番わかってないのはお前だよ」って事実を完膚なきまでに突きつけれると最高にスカッとしますよね。


ところで『バブみ』の定義に「叱られたい」というのは入るのだろうか。
主に「甘えたい」みたいな方向を指しているようなのだが…。
例えば、ラブライブエリチさんプリキュア海藤みなみさんに母親のように叱られたいって願うのも、広義の意味では含めていいの?

有名な同人誌ではフリーザ様諸星きらりさんに叱られてもいるし、シャアララァに叱られてる(諭されてる)と取れるようなシーンもあるから、いいのかな?
バブみとは少し違うけど、類似的な願望ということになるのだろうか…。


『バブみ』って単語。そのものは本当に見事だと素直にそう思う。
バブみを取り扱った素晴らしい作品が世に溢れてるのも嬉しい。
でも、そういった用語が造られたり流行ってる現状に対しては内心、危機感を感じてる部分もあったりします(また僕の勝手な杞憂だと思うんだけど)。

「痛い人、みんなでなれば怖くない」
ここ数年、こういう風潮がオタク界全体で強くなっているように見えます。
ですが「母親を求める」というジャンルだけは、それをやってしまうのはマズい結果を呼んでしまう可能性もあると思うんです。

女性に母親を求めるようになるっていうのは、取り返しのつかない呪いに繋がることでもあるんです。僕が誰よりもそうだから、人一倍わかる。
実の母親以外の誰かに母親を求めるってことは、すべからく「現実に逆らう」というなんです。その罪の代償として心が呪いを背負い続けるようになる。


女性に母親を求める奴になんて、ならなくて済む人は、わざわざなる必要ないと思うんです。女性を女性として見れるなら、女性を求めた方が良い。
もし実の母親が嫌いでないなら、実の母親に母親を求めましょう。
確実に言える。幸せにはなれない世界だと。
だって母親ではない人は、母親ではないのだから。

ララァに母親を求めたシャアも、真理に母親を求めた草加雅人も知ってて求めてたんだろうなって思う。だから最後は死んで滅びたんじゃないかな。
555井上敏樹先生滅びの美学好きだから、あながち間違ってもないかと)

内容自体は実はそんなに新発見された物というわけでも無いんですよね。
昔から知ってる人は知ってたけど口に出せなかった物が、集団心理の後押しで人目に露見するようになったって方が近いかと(バブみに限った話じゃないけど)。


『バブみ』を最初に支持していた人達にとって、この単語が拡散されてる今の展開は、幸せなのだろうか
常人には理解できない概念(良い意味でなく病的な意味で)が、常人の目に晒されているという訳なのだが…。

絶対にわかってない人たちが誤用し出す
既に「バブみ警察」なんてのも存在するみたいだし。
「バブみって、女の母性本能を刺激してオトすってことだろ」とか言う奴が絶対に出てくる。僕自身が周りからそう誤解されたことがあるからわかる!

割とありそうな展開は、腐女子が♂キャラに対して使いはじめること。
腐女子の世界でも母性ポジションのキャラ(♂キャラなのに)ってのは結構存在するから間違ってはいないんだけどね。
男から見たら、自分たちのやっていることを客観的に見せられたような気分になってドン引きするハメになると思うんだ。


きっと、ハピレス追っかけとかやってた頃の自分だったら、「バブみ」という造語の誕生を喜び、馬鹿みたいに連呼しまくっていたと思う。
今は「あの頃に求めていたのは何だったのか」とか考えるようになって、色々と物の見え方も変わってきてます。

「バブみって本当に上手い」と僕が感じる大きな理由の一つ。
それは、泡って意味の「バブル」を連想する所。
(最初に造った人は、そんなの想定してないと思うけど)
泡のように柔らかくて膨らむような優しさにずっと包まれていたいと願うのだけれど、弾けて後に残るのは気持ち悪い自分だけ…。まるでマッチ売りの少女

ママ属性って、最後に辿り着く先は“滅びの美学”だと今は思ってます。
イカロス神話に例えられるのが一番似合う属性なんじゃないかな。
皮肉にも、お母さんは「家族の太陽」って昔から言われてるしね。


自分もそこに行きたいなんて憧れさせる反面、自分をそこに置くわけにはいかない、そういう世界だからこそ愛せるんだという葛藤と向き合う世界なのです。
(そういう意味では百合とかとも共通するものがある世界なのかも)

世間認知を得た萌え界は今、集団心理みたいなもんが大きく働く時代。
…でもそれで「必要な痛み」を和らげてしまったら、本当に到達する場所を間違えてしまうジャンルってのもあるんじゃないかなって思うんです。

キモくなること、痛い人になることがステータスみたいに扱われてしまうと、そもそもの在り方が成立しない。
本来なら自分のキモさとは、孤独に戦い続けるものだ。
そういう苦悩を軽く見られてるみたいで悔しいという気持ちも…ある。

母親を求めることに限らず、“萌え”そのものが呪いなのかもな。
最近はその「呪われる」ってことをカッコイイと勘違いした人達が萌えの世界に入って来ることが多すぎる。そんないい世界じゃないのに。


…とまぁ、なんか色々と考えてしまいました。
実際は「ごっこ遊び」の範囲に留まってるかもしれない事に対して、真剣になりすぎですね。ママ属性は僕のフェイバリット属性の一つなんで、つい…ね。

ここまで書いた意見は本当ならば、こんな日記じゃなくてもっと自己表現となるような創作の中で描くべきだと思ってはいるんですが…。
いやマジで描きたいし、少しづつでも描こうとはしてるんだよ。
でも思うように進まなくて、追いつかねぇ!
プロットだけは幾らでも浮かぶのに、そっから先が具体的になってくんない。
(こういうのって誰でも一緒か)


ちなみに…
バブみとほぼ同時に注目されてる新語、『尊い』
こっちは特に関心も何も無いです
だって『萌え』の意味に本来なら含まれてる内容そのものだから。

萌えの方が注目されすぎたせいで、勝手に定義を曲げられちゃったという方が正解なんだよな。だから尊いも拡散されれば同じようになるだけかと…。
新語が作られたって結局はイタチごっこの世界だよ。

拍手[0回]

【2016/04/04 04:44 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
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