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アイカツの氷上スミレちゃんが練習中に髪型を二つ結びにするのがたまらない。
前髪ぱっつん+二つ結びって最強の部類に入るよね。 しかも主にジャージの時だけっていうのが、この髪型の「地味っぽさ」の魅力を更に引き出していると思う (いもちょの妹見てた時も思ったけど)。 でも木曜は、その数時間後に二つ結びをツインテ呼ばわりするアニメが始まるお。 …そんな風に考えるようになってきた自分に気がついた。 だがこの一線だけは絶対に譲れん。ツインテより二つ結びの結び目は低い。それが地味さや控えめさ、野暮ったさのイメージを更に演出するのがいいんじゃないか!! 「ツインテール」なんてナウい呼び方に含めちゃダメなんだー!! 俺ツインテは実に惜しい。属性の誤解釈さえ気にならなければ…。 しかし第三話の怪人はリボン属性だったので、流石に角の立ちようがないですね。 リボンに感じる魅力は人それぞれですから(でもそれって属性っていうのか?) 特定のヘアリボンやリボンを使った服のコーデのスタイルとなると話は別ですが。 幼馴染ちゃん、ブルーに変身しましたね。パワータイプのブルーは意外と多い。 個人的には貧乳の描き方には、もっと力を入れて欲しいかも。男目線の都合のためだけに女性キャラが容姿的コンプレックス設定を背負わされてるように見える段階では少し好感持てない。それをカバーする技法、2次元にならいっぱいあったはず。 ヒロインの在り方の形がある程度テンプレ化した今、求められるのは好みのヒロイン自身とどうこうしたいみたいな内容だけでなく、それらを見て培われた各々の好みの世界同士が「お国自慢合戦」をしたがる時代が迫りつつある気がするんだ。 俺ツインテも「属性」って単語を使うから、何かを期待してしまうのかも。 だがその期待に今季一番近いのはGF仮かもな。ある意味で。 男主人公の排除という道を選んだメリットを最大限引き出して欲しい。 大絶賛してたGF仮なんですが…第三話は、リーチツモのみみたいな回でした。 比較的オールマイティに出番の作れそうなキャラ2人がメインだったからなのか。 もしかしたら、フォトカノみたいな展開になるかもという悪い予感…。 フォトカノも序盤数話だけ本当に面白かったんですよ。 序盤の限られた尺の中でヒロインの魅力を紹介する都合なのか、キャラ達が物語の中の出来事に対処しながらも、一方では自分の存在をアピールし続けないと消えてしまう設定でも背負って戦ってるんじゃないかという、特殊ルールみたいな世界感が非常に面白かった。BLEACHのオサレ値バトルに通じる魅力があった! それが個別ルートに入った途端に普通のギャルゲアニメみたいになっちゃった。 自分のアニメの楽しみ方は間違っているのだろうか。 でもこんな楽しみ方でも、この中に一人妹がいるとか凄く面白かったしなぁ…。 日曜深夜はアニメと同時にキン肉マンの更新も楽しみにしてます。 前あったMXのL字回と超人血盟軍Lの陣形みたいに、見てるアニメと偶然一致する部分があったりすると非常に盛り上がるんですよ。一人で。 カラスマンさんには、コックリさんのOPに出てくる烏天狗っぽいキャラが本編に登場するまで生き残って欲しかったです。そんなカラスマンさんが生首の状態で会話してる一方で、アカメが斬るの方では女の子が晒し首でした。 晒し首にされた子の能力は変装だったそうで。「バジリスクの如月左衛門さんみたいな能力なのに霞刑部さんみたいな最後だなー」と思いました。 そしてそこを意識しちゃうと、アカメが斬るって内容は面白いけど、別に萌え絵とかが出てくるメディアでやる必要無いよねなんて思ってしまう。 よくよく考えると、人間がいつ無残な肉塊になってもおかしくないような戦いの世界の作品見ながら、出てくる女の子に萌えたり、サービスシーンで喜べるって、結構器用な行為だよね。そういう特殊性癖の人は別として。 魔弾の王と戦姫なんかも怪我のシーンとか多いから同じこと思う。 僕は割り切るのが苦手なんで萌え絵なら日常舞台の方がいいです。 異能力バトルは~(何て略せばいいのさ、これ)の第四話。 小学生の子の言動が大人びてて辛かった。良い学校の子はみんなああなの? あの年頃は女の子の方が精神年齢的に大人なのは知ってるけど。 ぬいぐるみも完全に物扱いだよ(それが当たり前)。 もっと、たえちゃニングしてくれるのを期待してた(そればっかりか)。 主人公はあんな大人びた小学生の前で痛い人やってたのか。 自分のスタイルに覚悟決めてるのか、開き直りなのか、己の痛さを自覚できてないのか……痛い奴キャラを描き分けるのって難しいんだなって改めて思わされた。 人の苗字で「くき」と音だけ聞いて「九鬼」にすぐ脳内変換されたシーン…。 『ゲンジ通信あげだま』を知ってる層ならともかく、他の人でも当たり前なの? あげだま見てた世代って、中学の頃に幽白、高校の頃にエヴァがあった、いわゆる中二病で邪気眼の黄金世代なんですが、まさかそこまでを意図した演出なのか? 九鬼という苗字…。他ではエロゲ原作アニメで一回聞いたことある程度です。 大多数の人は「久喜」の方で変換されないかな。埼玉と栃木の間ら辺の地名の。 中二恋の頃なんかも言われてた「中二病って自称するもんじゃないだろ」って意見をここでもよく聞くんだけど、この問題はちょっと複雑に思う。 こればっかりは時代が変わってジャンル自体が過去にならないとわからないかも。 リアルでも実際に風潮が変わりつつあるという意味では、中二病に限らずオタクとかも同じことが言えるし。最初に造語で語られた人種のスタイル像がテンプレ固まって妙な市民権を得た結果なんて、みんなそんなもんかなとも思ってしまう。 一方で作品の演出の都合上と考えたら、仕方ないとも取れる。 例えば「青春」って単語なんかも、現在進行形で青春時代な若者は自分で「青春」とは、あまり言わない。でも青春時代を強調させたいような作品では結構言ってる。 (例:仮面ライダーフォーゼ「青春スイッチオン」) PR |
selectorとクロスアンジュの印象が全く違う理由を考えてみた…。
クロスアンジュは男目線の理想で作られたようなキャラから始まってる。 selectorは特にどちら向けでも無い等身大の少女で最初から話を回してる。 そこからまずの基本的に違うのかな。いや自分の中の印象の問題なんだけど。 selectorは広げた風呂敷や設定を回収する気があるのか無いのか、予測できない所が楽しいですね。しかもどっちに転んでもネタとして面白くなりそう。 見てるこっちが向こうの手の上で踊らされても、それが嫌に感じない。 勿論、他の作品で同じことをされても同じようには楽しめないけど。 なんだか「女の会話」を見てるみたいで、そこが微妙に内容の雰囲気とリンクしてるようにすら見える。男の世界では見ることのできない新鮮さというか。 だからって少女漫画物とも違うんだよね。最初から対象が基本的に女性という世界でも出来ない、このアニメだけの特有の何かがある。 女特有のその場の勢いだけの言動すら、男子向けの不条理ギャグみたく楽しい。 ある意味で岡田麿里先生が時々、浦沢義雄先生に見えるような不思議現象が見られるのが、このアニメの魅力の一つだとすら思うようになってきた。 クロスアンジュは相変わらず見てていい気分しないけど目が離せない。 あの状態は、例えるなら無実の罪で投獄された人が中で「ここに来たお前はお客様じゃないんだぞ」とか怒られてるシーンに似てますね。昔そんな映画をTVで見た。 ゴミ箱のプリン食べたシーンは、ジョジョ6部で徐倫がパン食ったシーン思い出した。 (あれも元ネタは何かの映画なんですかね? 荒木先生が映画好きなのは知ってる) プリンが不味かった理由って、平民用のプリンは姫さまの口に合わなかったってことなの? それとも常温の場所で時間が経った物だからって意味なの? なんかもう♀キャラでやってる必要すら段々感じなくなってきた。ギャップ差の魅力というのもわかるんだけど、それすらも必要ないと思う位しっかりしてる。 高い立場から最底辺の世界に落とされた痛姫様は、クズなりにも苦しんでいる。 それに比べて現実世界では、リア充が非リア界に堕ちても意気揚々と自虐自慢とかを楽しんでますね。 ああいう連中が一人でもクロスアンジュを見て「本当の堕ちる苦しみってこういうのを言うんだ」と思ってくれたら嬉しい。本来のあの作品の目的では無いだろうけど。 心配していたような四次元殺法アニメでないのは十分にわかったんだけど、書いた人は一体どういう経緯からあの内容を書きたいと思うに至るものなんだろう…。 あ、四次元殺法アニメっていうのは最近思いついた造語です。 あのAAの「よく頭のおかしいライターや……」の台詞を正に体現したようなアニメ。 ついでに視聴するメリットに対して「寝てたほうがマシだな」とも掛けてる。 GF仮…第一話では校舎の構造に異常なほど注目してしまいましたが…。 第二話では、校内放送と図書室の使い方が上手いなーと思いました。 図書室って特に本が好きなキャラでなくとも、たまたま調べ物しに来たという理由で登場や鉢合わせさせられますもんね。 沢山のキャラを登場させるチャンスを時間内にどれだけ多く作れるか。 パズルゲーム上級者のプレイを観戦するような楽しみが、GF仮のアニメにある。 スーパーヒーロー大戦にも同じような楽しみを求める人なら、わかってくれるはず。 パズルを題材にしたアニメは沢山ありますが、大抵は「謎解き」系のパズル。 落ちゲーやレゴブロックのように「無限の可能性」を開拓していく方向性ののパズルを楽しむアニメは希少と考えると、GF仮は既に立派に個性を発揮している。 しかもテレ東では過去に、咲-saki-が放送していた枠なんですよね。 麻雀の役作りの楽しみにも通じる部分があるような気もするので、GF仮をこういう風な目線で楽むってのに共感してくれる人を増やす効果にもならないかな。 キャラの登場と話に絡む理由の上手さは、ゲームにおける『和了り役』。 大人数を一箇所に集めるみたいな壮観な役もいいですが、複数の組み合わせのやり取りを同時進行させるようなテクニカルな役なんかは個人的には凄く好き。 第二話で言うと、図書室でルメールさんが登場して会話が2箇所で同時進行になってたシーンは一盃口、運動部キャラ総出のシーンは混一色といった所でしょうか。 (もっと全体的に見て考えないと具体的な基準の統一はできないけど) 異能力バトルは日常~は、中二系日常物として完全に中二恋を超えたな。 (異能力が実際に使えちゃうから、日常物には含まれないかも?) タイトルに「中二」が入ってない分、インパクトは向こうが勝ってるだろうけど。 でも相変わらず主人公が犠牲になりすぎてるように見えて、可哀想になる。 話を回す都合上、仕方なく発生しちゃうキャラのブレや言動のブレみたいなのは、彼に殆ど全部押し付けられてるように見えるんだ。 中二病を描いた作品である以上は、主人公は痛い中二病経験の自己投影ができる魅力があるのでしょうけど、主人公だって便利屋では無く登場人物のはずです。 もっと彼をいたわって欲しいなー。「いたわる」と「痛いわ」って似てるだけに。 幼馴染の子の時を止めた移動が真田の「雷」に見えたから、ネットに当たった瞬間に思わず「向こうに入らんかー!!」と叫んでしまった。 炎の球は出せなくともネットは燃やせるテニヌ勢…。異能力バトルの先輩だな。 |
今季は「メタ視点デー」と呼んでいいと思うと前回は言ってしまった木曜日。 MXとTBSで合わせて4本もあるってことで言ったんだけど…。 フジの存在を完全に忘れてました。フジを含めると全然、当てはまりませんね。 今季にこそ、サムライフラメンコみたいのが来れば完璧だったのに…。 「裏側ネタ」というジャンルがあまりに大きくなりすぎるのはどうかと思うという意見に変わりは無いけど、面白いのは面白いし、感想もやっぱりいっぱいある。 電気街の本屋さんは見ていて切なくなるなぁ。 オタクショップの店員って、あんなにリア充揃いなのかよ。僕なんかきっといつも店員に心の中で「非リア充様、御来店~ん♪プークククス…」とか思われてんだな。 いやコミケ会場でも机の向こう側の人たちに同じように思われてるか。 非リア向けの「あるあるネタ」パートも実は、本物の非リアではなく似非非リアだけが共感するような内容ばっかりなのが更に追い討ちをかけてくる。 「おまえらキター」 ……いえいえ僕らの偽物(ごっこ遊び)です。 でも脱落したいほど落ち込み始めるタイミングで、気分転換になるシーン。 そう、先生さんの家周辺のネタです。これがあるから見続けちゃう。 市川市民(行徳だけど)として反応せずにはいられないのです。 高台から見る夜景のシーンもいいけど、駅前にある展望台も宣伝して欲しいな。 SHIROBAKO…実は全然、期待してませんでした。それはもう失礼なレベルに。 随分とネガティブな先入観でタカをくくってた気がする。 ああいうのってどうせ、まず「観るだけ側のうちらにそんなこと言われても…」ってなるのばっかりが続いて、展開がギスギスしだしたら見てるこっちまでなんか怒られてる気分になるような後味悪いパターンになるんだろとか思ってた。 気が付く引きずり込まれてて、自分でも驚いたよ。 情熱や拘りがぶつかり合うシーンでも、その場面だけに限定されるような部分は抑えて、感情面で「わかるわー」って共感できるよう上手く調節されてた。 「自分もあんな風に何かに情熱を燃やしてみたいな」という気持ちが後に残った。 でも円盤買おうと思う系ではないんだよなー。録画も残してない。 むしろ感動に対する恩返しがしたかったら、お布施捧げるより、貰った感動を無駄にしない生き方をするべきとか考えちゃう。どうせ何もしないだろうけど…。 キャラ達が具現化する演出のシーン、みんなは真っ先に何を思い浮かべた? 自分は、『銀魂』のラブチョリスホールだった…。他の人は何だったか気になる。 俺ツインテは相変わらず面白い反面、諸刃の剣を背負ってるな。 諸刃の剣というより、地雷源にわざわざ挑戦してしまくってるというべきか。 第二話にして舞台や設定が色々と語られたのだけど…。 これが意外としっかり練りこまれてた。でもまず肝心の『ツインテール』とか『属性』の定義の方は、ちゃんとしてないままなんですよ。だからとても勿体無い。 逆に書いてる人にとって「設定や定義は真面目に考えて当たり前」だからこそ、世間に浸透してる単語の方が実は意味がいい加減だとは夢にも思わないのだろうか? 第一話の怪人についての説明「人形を持った少女が好き」。oh…。 たえちゃニストの一人として言わせて貰おう。この属性は「本当に好きな人」以外が半端に触れたら、確実に神経を逆なでする結果になる地雷だ。 何故もっと当たり障りのない属性を選ばなかったのか…。 人形を持ってる女の子の魅力は、単に表面的に見て可愛いだけでは無い。 幻想世界の少女に託された、イマジナリーフレンダー達の儚く切ない想いは繊細。 現に人形を「これ」呼ばわりしてたけど、それだけでもうマズい。深く傷つく。 人形とぬいぐるみの方向性も微妙に違ってて、僕はぬいぐるみの方しかわからないけど、人形サイドの人たちもきっと同じような感想持つと思うよ。 普通にアニメとしては凄く面白い。 しかし「萌え属性」を扱う作品としては、俺ツインテはまだ課題点が沢山残ってる。 そこを拘り抜くことにもバカになれないと、バカアニメとしては半端に見えちゃう。 シリーズ構成が荒川稔久先生なので、今後にはまだまだ期待しています。 僕にとってはクウガ、ゴーカイの人。どちらも非常に神経質な作品なんですよね。 クウガは言わずもがな高寺P。ゴーカイも設定の回収やら全戦隊からゲストを呼ぶというのを徹底した。そういう作品に抜擢される人なんですよ、荒川稔久先生は。 属性やテンプレパターンの研究や追求といった要素があるようなアニメ。 (まかでみWa~、彼女がフラグを~なんかが、その方向に該当するかな) 今後も増えていくなら、明確な合格点のハードルとなるような作品が必要になるのではないだろうか。個人的には『妄想戦士ヤマモト』辺りを推薦したい(高過ぎか?)。 何かに情熱を燃やすアニメの直後が京アニ枠と考えると、温度差を感じますね。 甘城ブは京アニが平常運転であればある程安心します。そんな今季。 経理担当のお姉さんが今んとこ一番お気に入り。全登場人物は把握してないけど。 第2話と第3話で肌の色が違って見えるけど別の人なの? 光の加減? ガンダムBFの秘書さんに似てると思うんだけど、他に同意見は見かけないな。 4人の精霊みたいな娘達に抱く第一印象は失敗してしまった(見る側のこっちが)。 「緑色の娘の目つきってFREEの主人公に似てるなー」と思ってしまったんです。 一度そこを意識してしまうと「もしかしてあの4人ってFREEの4人の女版みたいな感じを出すことで女性人気も狙ってるのかも」とか考えちゃって、素直な目で見れない。 せっかくの水着回も「緑の子はFREEしか泳がない」とか勝手に考えちゃう。助けて。 オタク界の京アニのポジションって、正に一般娯楽界に例えるとTDLなんだよね。 京アニって、良い意味でも悪い意味でもなく「大人」なんだと思う。 つまらなくないどころか面白い。クォリティーも高い。売上という結果も出してる。 でも心の底から熱い情熱を突き動かされることは全く無い。それに挑戦するリスクを知ってて、わざと挑戦を避けてるようにすら見える。 僕の中の京アニは、そんなアニメばっか作ってるイメージです。 (あくまで作品内容の方向の話です。部分部分を作ってる方々は本当に真摯に情熱を持って仕事して下さってる方々だと思ってます。だからこその高クォリティー) 「最初から存在しないなら別にいいのに、あると欲しくなるよね」って結構ある経験だと思うんだけど、京アニのアニメって大抵そんな気分で追ってる。 飯屋で他人が食ってるのを見ると食いたくなるみたいな。ある意味で夜食テロ。 上の兄弟の持ってる物が欲しくなるような感覚にも近いかな。 「兄」という字が「きょう」とも「あに」とも読めるだけに。 |
秋は繊細な季節。それはアニメ視聴者にとっても同じなのです。
センチメンタルに暮れてみたり、全ての物事が虚しく感じてしまったり……。 だから「安心して見れるアニメ」が秋季には欲しくなるのです!
かと言って何も起こらないようなアニメが良いというのも違うのです。 安らぎが欲しいのなら、アニメなんて見ないで寝てた方がマシなのだから。 それだけ疲れるほどアニメの多い時代。 現実世界は季節の問題どころか、放送枠の勝ち取り自体が大変でしょうけど。 上手く季節にブースト掛けて貰える枠に恵まれたアニメは勝ち組ですね。 夏色キセキの再放送なんて季節としては合ってないけど、秋季に陥りがちな気分には有難いタイミングなんですよね、実は。うん、やっぱり大好き。 クロスアンジュみたいにハラハラするのは別の季節に見たいですね。 もう、怖いもの見たさで見てる状態。ダメかもしれん。自分は脱落しそう。 selectorのアキラッキーさんなんかは逆に安定しすぎてて安心して見れる…。 どっちも女の子が酷いのに、全然違うものに見えるのは何でだろ。 ガールフレンド(仮)は、安心して見れるという意味では最高の安全を誇る。 世界観や雰囲気はゲームのCMで嫌でも予習済みだし、存在感だけでネタになるキャラが居て、当たり障りのない部分で十分楽しめるというのも知ってる。 今季覇権候補としてスタートダッシュを飾るには、お釣りがくるレベル。 第一週を特番に使ってしまった出遅れすら巨大なマイナスに見える位。 (無かったら無かったで、内容を把握するのに困るけど) あれだけの数の女の子が出てくるのに、背景の建築物にまで目が行ってしまうのも何げにすごい(僕だけかもしれないけど)。建築なんて興味も無いのに。 吹き抜け構造で壁側に階段を持ってきてるガラス張りの場所。 (出番も多かったから校内のかなり中心の部分なのかな?) あれがなんかすごい理想的な構造に見えて気になる。 出入口と同じ高さのフロアから、その先へ進む「繋がり」の部分。 そこに開放感を加える事で、学生たちが学業に対して抱いてしまう重苦しさを少しでも和らげたいという職人の気遣い。まさに匠の技。 このアニメ…いやアニメ界の未来にまで明るい光が届くのが見えるかのようです。 古い学校では目にできなかった新時代の設計。発想の進化は未来を担う若者たちに向けられた贈り物。そして彼女らもまたいつか…次の未来にバトンを繋いでいく時が来る…。その為にも、愛すべき学び舎で今を精一杯輝いて過ごすのだ。 背景一つ見ただけでも壮大なドラマが脳内に広がるアニメ。気合いが違うな。 …そんな大げさな言い方は別としても、大勢のキャラが登場するという前提に対して複数のキャラを同時に絡ませやすくする事を想定して、立体的で視野の広い場所を作っているという意識は絶対あると思うんだよね。やはり職人魂を感じる。 日曜日はコックリさんも安心して見れる系ですね。 そしてもう一つ、天体のメソッド。なんか評判悪いけど僕は好きです。 とにかく可愛い。可愛けりゃ何でもいいって意味じゃくて、あれは素敵な世界を作れる人が生み出せる可愛さ。だから「素晴らしい」という意味も込めた「可愛い」。 今後の展開に何が来ても「可愛い」で全部済ませられそうなくらい可愛い。 月曜は異能力バトルが第二話だったけど、生徒会長が可愛いな。 きっかけは誤解だとしても一緒に居る内に本気で惚れるだろ。僕なら惚れる。 重い女フラグが見えるのは…始まったばかりの恋だからちょっと不器用なだけだよ。 主人公の性格も、根は普通に好感持てる青年だと第二話にして確認できた。 この作品、ちゃんと中二病らしさも踏まえてるし、内容も練られてる。 技のネーミングを考えるのに、文字数の統一性とか変な所で神経質に拘るとこまで描けるとか、ジャキガニストとしてかなり高レベルだぞ。 なのにどうしても何処かで感じてしまった「残念感」は何なのか。 色々と考えてみて、やっと一つの答えに辿り着きました。 主人公が不愉快とかなんじゃなくて「キャラとして未完成」に見えるんだ。 中二病以前に主人公として話の展開に柔軟に対応できる立場に居なきゃならないのが、逆に痒い所まで手が届かない状態になって、もどかしさを感じる。 それで全ての言動に対する裏付けが宙に浮いてるように見えるんだ。 そして「本当に中二病をわかってる人が書いたの?」という疑念に繋がってしまう。 カラクリさえ解ってしまえば何の事もない問題だったな。 中二恋の時に通った道と似たようなもんじゃないか。 よし! これで今後は安心して楽しめる。嬉しい。 自分が楽しみ方を見つけられないだけなのを作品のせいにして得意顔で批判をするなどは視聴者として愚の骨頂ですよね。 それでも人(に限らず生き物)は、未知のものを恐れるようにできている。 「視聴の仕方」が解かると全然違って見える作品って意外と多いんですよね。 内容をネタバレされたら当然嫌ですが、どんな心構えで見ればいいかの方は早めに掴みたい。その辺のバランスを考えてくれる構成作家さんには頭が下がります。 今回は「アニメを安心して見たい」という話ばかりでしたが、そんな気分になる理由は季節の問題ばかりでもなかったりします。 なんか最近ね「本当に面白いことは面白いんだけど、手放しで喜べない」という感想になるアニメが多いんです。喉に骨が刺さりそうなアニメと呼ぶべきか。 何を描くにも従わなきゃいけないテンプレみたいのがある時代だけど、そんなの書く人が作ったわけじゃないから、どこに地雷が埋まってるのか誰もわからない。だから大暴投も覚悟の上での確率論勝負を迫られるのが今のスタイルなんですかね。 観る側も、全体で見た収支計算でドライに好き嫌いの判断をしなきゃ駄目か…。 昔みたく「ガビィィン!! 俺のツボキター!!」みたいな衝撃をまだ期待していたいけど。 人って、そんな簡単に割り切れるものなんですかね? 足し算引き算のプラスかマイナスかでしか何かを見れないなんて、なんか淋しいよ。 |
今日は10月10日。『萌えの日』ですね。
でもどうせ記念絵とか描いても下手だし誰も見てくんないので今年は何もしない。 そういうのはもっとレベルが上がってからまた挑戦したいと思います。 そしていつものように、今季アニメの感想でもダラダラと…。 テラフォーマーズが他のアニメより一週早く始まったですが、翌々週にはもうその事を忘れてました。話の展開がゆっくりすぎて…。 いっそ30分枠全部使わないで15分か25分にして、残りの時間で『ごきチャ』をアニメ化したらどうだろう? 伝説の枠になるんじゃないかとか妄想してしまう。 …とか思ってたら、既にそんなコラボイラストが画像検索見たら溢れてた。 ごきチャもテラフォーマーズも原作を見たこと無いんですが、どっちもGを題材にしたのがインパクト高くて有名だという情報は嫌でも耳に入ってきます。 もっとも、ヒットし続けられる理由はそこだけでは無いのでしょうけど。 (一見物珍しく見えても、あえて誰もやってこなかっただけの事だし) なのでこれからが楽しみです。 土曜日で気になったのは、クロスアンジュ。 心地良いスポ根百合アニメ始まったと思ったら、人種差別アニメだったでござる。 障害児は間引くべきのコピペを思い出した。ひぃ婆ちゃんの産婆のやつ。 発達障害(隔離前世代だが)としては第一話を見てて複雑な気持ちだった。 仮面ライダー555のオルフェノクみたいなドラマが見れるかもという期待もある。 しかしちょっとキツい。なんか草加雅人に対して望んでたレベルの仕打ちに名護さんが遭ってしまったような気分になりました。 (逆に同日の翌朝スタートの新仮面ライダーは明るい内容になりそうですね) 単なる鬱展開kakkee!!するだけの胸糞アニメで終わるか、本当に大切なのはその先に出す答えだという展開になってくれるか。あんま期待してないけど視聴継続。 問題は欝展開自体があるかどうかより、そっちだと思うんだよな。 さばげぶっの第一話に対する感想でも言ったけど。 日曜の東京MX深夜は、第一週から台風情報によるL字地獄でした。 しかし何と同日内に更新されたキン肉マンに丁度、超人血盟軍「Lの陣形」!! MXがL字を出すのは「望みを捨てずに最後まで戦え」という意味だったのか! もしラブライブの放送も今季に重なってたら「希を見捨てずに最後まで戦え」とか誰かに言われてたな、きっと。だから東條先輩は色々とLサイズなのかも。 TBSもブリリなんとかの第一回放送が延期になるし、第一話欠陥ブーム到来だな。 しかし第一回から放送に支障があれば、みんなも早めに録画を諦めて円盤を買ってくれる可能性があるし、商売的にはいいのかも知れませんね。 (いや最初だとみんなBSの方での録画に走るから、途中の方がいいのか?) 月曜にやっと見れた、甘城ブリリアントパーク。we~are 甘城ブ~ゥ♪ 遊園地を盛り上げる話と聞くと、電撃G'sマガジンにあった『Merry Little Park!』という企画を思い出す。思い出すというか、ごっちゃになる。 甘城ブが人気出たらきっと「なんでこれは良くて、メリパは駄目だったの?」とか考えてしまいそう。 実際に僕が最近の「男の娘ブーム」に好感が持てないのは、『ウルトラC!』のやってた時代に見向きもしなかった連中が手のひら返してるように見えるからだし。 過去作品と被るテーマというと、最近では「中二病」もラッシュですね。 異能力バトルは~というのも月曜日に始まりました。 中二恋ですら既にピーク過ぎの作品に感じる程の邪気眼ファンから見ると、あまりにも「今更かよ」と感じる部分が寒くて耐えられない時がある。 きっと中二病ネタのアニメなんて何番煎じだよって時期だからだと思う。 決して「俺らの邪気眼ごっこって客観的に見たらこんななのかよ」という同族嫌悪ではないはず…ないよね…? なんか『ディーフラグ』と『いつか天魔の黒ウサギ』を接着剤でダメな方向にくっつけちゃったような作品だなーと思いました。 面白い時は面白いし、女の子も可愛いのに勿体無い。 木曜日は、電気街の本屋とSHIROBAKOが始まりましたね。 どちらもユーザーから見て「業界の裏側」を描いた作品。 近い位置にあるのは偶然だろうけど、食傷気味になりそう。 SHIROBAKOなんて「作る人たち」の苦労を描いてるのに、リアルでのそういう人達の頑張りがどう転んでも浮かばれないような前提となると、本当に悲惨ですね。 ジャンプのバクマンとかを見てた頃にも思っていたんですが、こういう裏側を描いた作品って、あくまで「楽屋ネタ」に近い内容じゃないですか。 観る側も「マル秘裏話」みたいのを見れて特した気分になるけど、あんまそういうのが増えすぎて肝心の表舞台との割合バランスが崩れても本末転倒ですよね。 「番外」という枠である事実は、何がどんなに人気出たとしても変わりようが無いのに、無理にそれ以上に出ようとする最近の傾向はどうかと思う。 業界側も他に話のネタの残弾が枯渇してたりするんですかね? 非現実の世界って無限に広がってるように見えて結局、作品という形に辿り着くには現実世界からの「共感」という細いパイプを潜って来れないといけないのかも。 だから現実世界が足止めを食ってるご時世だと影響も大きいものなのかな? …とか考えさせられる時間です。いや売上とかの問題ではなくて内容面の話で。 TBSもTBSで、甘城ブは遊園地という夢見せる世界の裏側。 ツインテも、特定のムーブメント要素をメタ視点で見てるといえばそうだし。 今季の木曜日はちょっとした「メタ視点作品デー」ですね。 アイカツもステージの舞台裏…と言えばそうだけど、これはちょっと方向が違うな。 俺ツインテールになります…実際見るまで、内容を少し誤解していた。 てっきり主人公がツインテールの女の子に変身するのではなくて、主人公とは別に女の子が居て、主人公は髪の部分だけに変身するのだとばかり思ってた。 内容は今季最強候補に上がれそうなくらい面白いんだけど…。 残念ながら、キャラデザ設定が致命的にミスってる気がするんだ。 特にツインテールの専門家でもない僕でも確実に言える…。 ツーサイドアップは、ツインテールじゃ無ぇ!! 生徒会長の結び位置もツインテールとは呼ばないんじゃないのか? ツインテールがメインテーマなのに、ツインテール好きから「わかってない」の烙印を押されたり総叩きをされそうなのが目に見えるようだけど大丈夫なのかな? …ってか録画を後で見返してみたら、三つ編みおさげまでツインテと呼んでる!? これはもう、全国の三つ編ミスト達の怒りを買うのは免れられないぞ。 タイトルはそのままでもいいけど、二つ束系の髪型を総称する単語は別に用意した方が良いんじゃないかな。もしその新語が流行れば、むしろ儲けものだぜ。 ツインテを「属性」と呼ぶのも気になった。個人的に髪型は、属性というよりは属性が使う技みたいな位置づけに分類したい。 自分の認識だと、耳より高い位置で結んでて肩より長いのが「ツインテ」。 耳より低い位置で結ぶと「二つ結い」。それを肩に掛けて前に出すと「おさげ」。 (…自分もこれで完全に合ってるかどうか自信は無い) 「テール=しっぽ」である事から、本来の髪の流れとは独立した位置に束があるのがイメージの基本なんだろうけど、その線引きが人それぞれなのが問題なんだね。 「ツーサイドアップ」は、ツインテよりか「ハーフアップ」からの派生ってイメージ。 ハーフアップも個人的には、もっと細かい括りで名称分けして欲しい。 特に「りっかちゃん」。この髪型大好きだから正式名称が欲しい。 (ツインテから話が逸れたな。くせっ毛だから上手く纏まらないんです) …考えてもみれば、ワタモテや中二恋だって本物から見て「違う」って言われる点も多かったけど完走できてたし、みんなそんなもんなのかな? (ってかツインテのキャスト、中二恋率高いな) あまりにピンポイントな題材だと、動かし辛さとかの問題が出てくる。 だから時には確信犯で便宜的に定義をぼかすのも、現実的には必要だとは思う。 でも節度は守って欲しい。そして後始末もできる限り、ちゃんとして欲しい。 例えば「百合」なんか例に出すと、マリみてなんかは本来の百合。 ストパニは確信犯的に砕けた広義の意味の「百合」を作ったが、節度は守った。 そしてその時代以降から今現在は正直、首を捻らざるを得ない事も多い状態。 やっぱり好きな要素がメインの作品って、一つくらいは欲しいと思うもの。 この情報化社会の中で、あまりに忘れられるのも致命傷だし。 でも無理や誤用されてまでは広まって欲しくないとか、譲れない一線はみんなある。 非常に難しい問題だよね。皆さんはどう思いますか? せっかく何かを表す単語が出来ても、誤用、乱用によって正しく機能しなくなる。 こういう問題は、なにもオタクが使う専門用語に限った話ではない。 人々にとって「言葉が軽くなった」というのは、インターネットが普及した時代辺りからずっと問題視されていたこと。 「人間は言葉を使う動物」っていう言い回しは、そろそろ変えた方がいい。 「人間は言葉を使わせて貰える動物」と言える位の謙虚さが必要だと思う。 言葉というのは、作ってくれた人、それを通じる物にしてくれた人達といった先人達のお陰で使えるんだよ。 それに対する感謝を忘れないようにして僕は生きていきたいと思う理想。 |