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【2024/11/24 18:01 】 |
2014秋季アニメ感想4
selectorとクロスアンジュの印象が全く違う理由を考えてみた…。
クロスアンジュは男目線の理想で作られたようなキャラから始まってる。
selectorは特にどちら向けでも無い等身大の少女で最初から話を回してる。
そこからまずの基本的に違うのかな。いや自分の中の印象の問題なんだけど。

selectorは広げた風呂敷や設定を回収する気があるのか無いのか、予測できない所が楽しいですね。しかもどっちに転んでもネタとして面白くなりそう。
見てるこっちが向こうの手の上で踊らされても、それが嫌に感じない。
勿論、他の作品で同じことをされても同じようには楽しめないけど。

なんだか「女の会話」を見てるみたいで、そこが微妙に内容の雰囲気とリンクしてるようにすら見える。男の世界では見ることのできない新鮮さというか。
だからって少女漫画物とも違うんだよね。最初から対象が基本的に女性という世界でも出来ない、このアニメだけの特有の何かがある。

女特有のその場の勢いだけの言動すら、男子向けの不条理ギャグみたく楽しい。
ある意味で岡田麿里先生が時々、浦沢義雄先生に見えるような不思議現象が見られるのが、このアニメの魅力の一つだとすら思うようになってきた。


クロスアンジュは相変わらず見てていい気分しないけど目が離せない。
あの状態は、例えるなら無実の罪で投獄された人が中で「ここに来たお前はお客様じゃないんだぞ」とか怒られてるシーンに似てますね。昔そんな映画をTVで見た。

ゴミ箱のプリン食べたシーンは、ジョジョ6部で徐倫がパン食ったシーン思い出した。
(あれも元ネタは何かの映画なんですかね? 荒木先生が映画好きなのは知ってる)
プリンが不味かった理由って、平民用のプリンは姫さまの口に合わなかったってことなの? それとも常温の場所で時間が経った物だからって意味なの?

なんかもう♀キャラでやってる必要すら段々感じなくなってきた。ギャップ差の魅力というのもわかるんだけど、それすらも必要ないと思う位しっかりしてる。

高い立場から最底辺の世界に落とされた痛姫様は、クズなりにも苦しんでいる。
それに比べて現実世界では、リア充が非リア界に堕ちても意気揚々と自虐自慢とかを楽しんでますね。
ああいう連中が一人でもクロスアンジュを見て「本当の堕ちる苦しみってこういうのを言うんだ」と思ってくれたら嬉しい。本来のあの作品の目的では無いだろうけど。

心配していたような四次元殺法アニメでないのは十分にわかったんだけど、書いた人は一体どういう経緯からあの内容を書きたいと思うに至るものなんだろう…。

あ、四次元殺法アニメっていうのは最近思いついた造語です。
あのAAの「よく頭のおかしいライターや……」の台詞を正に体現したようなアニメ。
ついでに視聴するメリットに対して「寝てたほうがマシだな」とも掛けてる。


GF仮…第一話では校舎の構造に異常なほど注目してしまいましたが…。 
第二話では、校内放送と図書室の使い方が上手いなーと思いました。
図書室って特に本が好きなキャラでなくとも、たまたま調べ物しに来たという理由で登場や鉢合わせさせられますもんね。

沢山のキャラを登場させるチャンスを時間内にどれだけ多く作れるか。
パズルゲーム上級者のプレイを観戦するような楽しみが、GF仮のアニメにある。
スーパーヒーロー大戦にも同じような楽しみを求める人なら、わかってくれるはず。

パズルを題材にしたアニメは沢山ありますが、大抵は「謎解き」系のパズル。
落ちゲーやレゴブロックのように「無限の可能性」を開拓していく方向性ののパズルを楽しむアニメは希少と考えると、GF仮は既に立派に個性を発揮している。

しかもテレ東では過去に、咲-saki-が放送していた枠なんですよね。
麻雀の役作りの楽しみにも通じる部分があるような気もするので、GF仮をこういう風な目線で楽むってのに共感してくれる人を増やす効果にもならないかな。

キャラの登場と話に絡む理由の上手さは、ゲームにおける『和了り役』。
大人数を一箇所に集めるみたいな壮観な役もいいですが、複数の組み合わせのやり取りを同時進行させるようなテクニカルな役なんかは個人的には凄く好き。

第二話で言うと、図書室でルメールさんが登場して会話が2箇所で同時進行になってたシーンは一盃口、運動部キャラ総出のシーンは混一色といった所でしょうか。
(もっと全体的に見て考えないと具体的な基準の統一はできないけど)


異能力バトルは日常~は、中二系日常物として完全に中二恋を超えたな。
(異能力が実際に使えちゃうから、日常物には含まれないかも?)
タイトルに「中二」が入ってない分、インパクトは向こうが勝ってるだろうけど。

でも相変わらず主人公が犠牲になりすぎてるように見えて、可哀想になる。
話を回す都合上、仕方なく発生しちゃうキャラのブレや言動のブレみたいなのは、彼に殆ど全部押し付けられてるように見えるんだ。

中二病を描いた作品である以上は、主人公は痛い中二病経験の自己投影ができる魅力があるのでしょうけど、主人公だって便利屋では無く登場人物のはずです。
もっと彼をいたわって欲しいなー。「いたわる」と「痛いわ」って似てるだけに。

幼馴染の子の時を止めた移動が真田の「雷」に見えたから、ネットに当たった瞬間に思わず「向こうに入らんかー!!」と叫んでしまった。
炎の球は出せなくともネットは燃やせるテニヌ勢…。異能力バトルの先輩だな。

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【2014/10/25 21:58 】 | アニメとかの感想 | コメント(0)
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