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あの艦これがTVアニメ化されると聞いて、密かに喜んでました。
これでやっと…やっとキャラの顔と名前を一致させられる! コミケでいつも作家買いしてるサークルさん達の新刊に最近、高確率で艦これ本があるので、とりあえず買ったのだけど読んでもわからない本が溜まってました。 …同じ境遇の奴、かなり居るだろ(確信) 正直に手を挙げなさい。 つまり今回のアニメ化で得する層は少なくとも居るということなのです。 (全く向こうの得にならない層じゃん) 待ちに待った第一話。はりきって視聴してみた結果…。 「あ、あのキャラ知ってる! 可愛いから何となく覚えてた」 「TVのCMでよく見るキャラでしょ! 名前は…えーと…」 「おっ! このキャラは○○さんの前回の本の表紙の子だ~」 「このキャラは好きな絵師さんの○○さんが描いてたよね」 「あっ! こっちの子も可愛い~」 「え? この子とこっちの子って別々のキャラだったの?」 「えーと…あー…うーんと…はぅ……」 「…………う、うん」 ……怒涛の勢い過ぎて結局、一人も名前覚えられて無ぇ! 遥か昔、噂の『音ゲー』というのをやってみようとゲーセンの誰もいない時間に挑戦をしてみたら、戸惑ってる内に音符が全て通過してた時みたいな状態です。 (それ以降、2度と音ゲーに触れてないどころか怖くて半径1mにも入れない) なんかアイマスのライブに初めて行った女の子の漫画を思い出しました。 あの和気曖々とした雰囲気を想像してたのに周りが凄まじい豹変するやつ。 艦これやってる人って、みんなあんな凄まじい情報量を把握してたんですか…。 元からミリ系が好きな人なら当たり前なのだろうけど、それ以外の人でも。 コミケ会場で何となく本買っちゃってる時と大して変わんなかった…結局。 しかもキャラの多さで人酔いと戦闘シーン見てて乗り物酔いして具合悪くなった。 艦これは東方と違って無視できない状況にあるから、僕だって少しでも把握しようと頑張ろうと思ったのに…。 馬鹿な子供が友達の遊びに入れて貰えず仲間外れにされた気分です。 なんかもう僕みたいにトロくて頭の弱い子はオタクで居るのも許されないのか。 (すんごい被害妄想) 「擬人化好きなら艦これも当然手を出してる? 逆だよ 元ネタに興味も無いのに可愛い女の子見たいだけで手を出しちゃう真似は 擬人化好きだからこそできない。元ネタのファンの人たちに失礼でしょ(キリッ」 …とか言ってたのは嘘ではないと胸を張って言える。 事実、あんまり自己矛盾したことすると自分の属性力って死滅していくし。 でも本音ではそれ以上に怖かったんだよ。圧倒されてビビッってたんだよ。 このままじゃ二次元の女性すらも恐怖対象になってしまう…ガクガク…。 えーと…こんな僕みたいに弱虫で頭弱くてすぐ傷ついちゃう「癒されたい系」の人にオススメの艦娘さんは居ますでしょうか? 詳しい方、教えて下さい(最悪だ) 勿論、逆にいじめてくれるドSな艦娘さんも大歓迎です(更なる最悪) 色々と考えると、吹雪ちゃん(だっけ?)の第一話の展開は上手かったのかな? 出撃させて貰えなかったというか無理→私決めた私頑張る…みたいな流れ。 今現在、艦これに手を出していない人の心理状態と重なるもん。 アニメ化って新規ユーザーの獲得という目的もあるんだろうし。 ブームに出遅れたり、サーバーの制限の時に諦めたような人を上手く取り込めるといいですね。アニメ化から艦これに手を出す方々の皆さん、頑張ってください。 僕はやっぱり手を出さない…と思う。 モバマスやGF(仮)を見てても思うことなんだけど…。 キャラが多過ぎると逆に怖くなりませんか? 気に入った子を見つけて、後戻りできない状態までハマった後にもっと自分のツボを直撃するキャラが現れたり見つかったりする可能性があるんでしょ? 最近の人はそういうの簡単に割り切れちゃうものなのでしょうか…。 艦これの人気の半分でもファンタジスタドールに人気あったら良かったのに…。 ファンタジスタドールのキャラなら何とか覚えられそうなのになぁ…。 PR |
いつもコミケで買ってきた大量の本を早く読みたい反面、開くのが怖くなる。
もう落ち着いて本を読んでいい状態になったと実感するのが怖い。 「祭りが本当に終わっちゃったんだな」と認めてしまうような気がして。 …別にそこまでコミケに精神的に依存してるつもりは無いけど何か勿体ない。 そんでそのままダラダラと次のイベントの直前になって、ダブり買いが発生したら嫌だから焦って一気に全部読むの。 そして読んでる内に「なんでこんな素晴らしい本を今まで開かずに何ヶ月も放置してたんだよ、バカか自分」ってなるの。どう足掻いてもバカなんだが。 こんなの自分だけかなとか思うけど意外とみんな同じようなものなのかも。 (いやそこまで酷いのはお前だけだ) ちなみに本を開いたら表紙詐欺でしたみたいな事態はあまり怖れていない。 ダメージの対処法は既に編み出した。 近所の文房具屋に行けばいい。そこでノート売り場を見渡してみるんだ。 表紙が大好きなアニメなのに中身が全て真っ白な本が売ってる。 『じゆうちょう』というタイトルの本なんだが。 中身が白紙でも喜ぶ奴が五万といるから売っているんだ。少なくとも何か描かれてる本を選べてる自分は意外とマシかもと思える。 白紙以下の内容の本は…さすがに買う前に気付くしかない。 それはそうと最近人が増え過ぎてない? ・ちょっと前までの最終日のイメージ 男性向け:アニメのシーンとかでもよく出てくる例の混雑 創作少年:それを遠い目で眺めてた心地よいマターリ空間 情報評論:乱れた荷物を正したり新鮮な空気も吸えた場所 オリ雑貨:縦移動用ワープ空間にも活用できた(失礼だけど) ・最近の最終日のイメージ 男性向け:相変わらずコミケの風物詩とも言える程の混雑 創作少年:男性向け並みに人口密度が上昇し移動も困難 情報評論:コミケ自体の世間的な注目に比例して人増加 オリ雑貨:普段フリマで売ってる人が大量流入で人も増加 ・ちなみに大昔のイメージ 会場自体:始発で来ても終了時間までに入れない可能性もあった ちょっと前まで「いやー向こうは大変だねー」なんて男性向けエリアを見てたのがもう懐かしい。それがエロを買えないヘタレな僕の数少ない慰めだったのに…。 SNSの普及で、イラスト系にpixivランカーさんなんかが出展してくるようになったのも大きいのかな? 戦利品晒しスレもイラスト系メインで回ってる人をよく見る。 でもコミティアなんかでは、pixivランカーさんがいざ出展してみたら撃沈って話もよく聞くんだけどな…。コミケとコミティアでは場合が変わるのかな? コミティアも段々と影響を受けて、あのマッタリ感が消えていくのだろうか…。 前に一度、創作少年が西だったことあったけど、それを今こそやって欲しい。主に僕が西の列に並びたいから(それだけかよ) あの道路渡るルートのノウハウも出来上がって、西と東の距離も随分縮まったし。 そして今のギャルゲーのエリアが東に移動でいいんじゃないかな。 ラブライブなんか、東の男性向けエリアで健全本売ってるサークルさんもあれば、西のギャルゲーエリアでエロ売ってるサークルさんもあるし。イミワカンナイ。 買い専側にはわからない事情も向こうにはあるんだろうけど(確実に) どうせならいっそ東でグラデーション的に、清純←→濃厚エロって感じにしてくれた方が買う方もわかりやすくていいんじゃない?(無茶苦茶言ってる) 情報・評論が増えてる現象には、世間で昔に『磯野家の謎』を皮切りにそれ系の謎解析本が流行り出したのと同じ匂いを感じるぜ。 オタク初心者が急に増えてるのも追い風になってそう。あの時期って、いち早く何かのジャンルのディープな情報手に入れて武器にしたいって心理があるんだよね。 情報ジャンルって基本的に、本の著者以外の誰かが作った物事の紹介とか研究をまとめたような本が主なんだけど、昔と最近で少し違いを感じます。 昔は情報を本にして紹介したいということ自体や、データのまとめ方なんかが一つの表現として成り立ってたし、それは暗黙の了解で皆わかってたと思う。 でも最近は単に情報データを自分が注目される為に利用してるだけみたいな印象の本も増えたように思えます。ある意味、情評ジャンル内の同人ゴロなのかな? オリジナル雑貨が増えてるのは「フリマや専門イベントと違って、コミケの参加者はチョロいから売れる」とネットで広めてる人が居て人が流れてくるらしい。 ゆっくり見て選んでる余裕無いし、場の勢いで買ってしまう事も多い場所だしね。 でもロン毛のキモイ男性オタクにも似合う髪飾りには中々出会えない…。 今まで「コミケ=アニメに出てくる人混みのシーンのイメージ」という人には「それは『男性向け』というエロ本売ってる一部のエリアだけだよ」と説明してた。 でも今後は「百聞は一見に如かずだよ」以外に言い様が無いな、こりゃ。 整列に関するマナーは、アニメとかで見るようなのは盛りすぎで実際はもっとマシだというのだけは自信を持って言えるよね。 創作物によく出てくるのは、今より人員誘導のノウハウが出来上がってなかった頃のイメージを演出上、故意に混ぜてる可能性が高い。晴海とか昔の時代をを知ってる人が遠まわしに戦歴を自慢したくて誇張表現に混ぜてる部分もあると思う。 そういえば最近ようやく意識して気がついたんだけど、ビッグサイトしか知らない人の中にも、もう『コミケ10年戦士』って居るんですね。時が経つの早すぎ…。 リアルでも最近まで「孫がいる世代=戦争を知ってる人達」と思ってたら、その下の世代がもう老人だったのに驚いたばかりなんですよ(親不孝すぎる) |
シリアス展開が続く終盤。それでも不謹慎なオサレ眼帯を貫き通したお姉ちゃん。
モバマスのキャンペーンが放送直後に「声を手に入れるのは、誰だ?」なんてCMを入れてきてもなんのその。 きっと譲れない一線だったんだろうな。普通の眼帯にしたら負けかなと思ってる。 そんな女の子を生徒の保護者と認めて普通に会話する樹ちゃんの担任もすごい。 大赦を潰しに行こうとしたお姉ちゃんを例え誰かが止めなくとも、大赦はそんなのは想定済みだから失敗していたんだろうな。 樹ちゃんを始めとして、みんないい子なのが逆に残酷すぎる。 そんなみんなだからこそ傷つけた大赦をお姉ちゃんは許せなかったのに。 あらゆる自殺を試した東郷さんはテクノブレイクも試したのかな? そんな薄い本が冬にいっぱいありそう。女性にもテクノブレイクがあるか知らないけど。 勇者は死ねないどころか川尻浩作の正体もバラせないんだろうな。 ところで東郷さんって過去編時代から胸が随分育ったって言われてるけど、実は足の機能を失ってから運動不足になって太っただけって可能性は無いのかな? 切腹を介錯人が居ないのに試みた理由も、それだけウエストの肉が気になっていたのだと考えたら不自然さが解消されるし。 2次元だから美化描写されてるけど実際は相当なマミさんや東條先輩なのかも。 勇者として犠牲になった子は大赦から高待遇を受けるなら高性能な義手や義足とかを買って貰えないのかな? なんて思ったりもした。ああいうのって確か断面から出てる神経の電気信号拾って動くから、不思議な力での欠損だとダメなのか? いっそ体全体のクローンを作っておいて、勇者のお勤めが終わったら脳だけそっちに入れ替える案とかも大赦は考えてたのかもね。そんで上手くいかなくて女の子を過去に…ってそれは別のアニメだな。 でも実際に最後に元に戻れたのは、欠損しすぎたら一周して最初に戻るシステムだったってことなのかも知れない。世の中の流行り物の循環みたく。 バーテックスの存在に関しては、星座がモチーフって部分が気になってた。 よく「88星座」って聞くじゃん。そして舞台の四国といえば…お遍路88ヶ所巡り! おへんろの3人も次の勇者候補かも知れない。修行もしてたし。 自分も様々な予想や考察したけど結局は、全て虚しくなる程の斜め上展開。 色んな意味で凄まじいアニメだった。 ちなみに自分が予想してた結末の一つ。 あの世界は実は一杯のうどんでした…というのはどうだろうか? 登場人物たちはうどんの麺で、欠損するのは中途半端に噛み切る奴がいるから。 そういう食べ方はやめようという教訓アニメでしたってオチ。 …そんな素人の馬鹿な冗談など、遥かに及ばない結末だった。 批判的な感想も多かったけど、自分はそれ以前に反応に困った。 「これはひょっとして…ギャグでやっているのか?」みたいな状態。 実際どこまでが力及ばずで、どこからがワザトなのかすらもわからないし。 「勝手」「無責任」をテーマにしていると考えたら、ある意味で一貫してたけど。 世界はどうせ不条理の塊なんだから深く考えすぎても仕方ないってことかな。 理不尽を嘆くよりも、その不条理すら逆利用して誰かを助けることを考えよう。これは現実世界でも言えることだよ。…みたいな教訓でも含まれてたのかな? 内容の構成がアレだったのは火を見るより明らかなんだけど、問題はそれを通して何か伝えたいことがあったかどうかだと思ってる。…そこすらも不明だらけだけど。 考えちゃったら負けなのかな。その時点で既に向こうの術中にハマってる。 考察を丸投げされるとつい「俺の見つけた解釈は他の奴のとは違うんだぜ」というのを求めてしまい、その証明を形で示すために色々と買わされてしまう。 その駆け引きも楽しめるようになるとまた、オタクライフは違って見えてくるけど。 ハッピーエンドで終わったのは本当に喜ばしいし望んでたけど、別に書いた人を褒めるとこでは無いよね。最初からやらなくてよかった不幸をマシにしただけだもの。 こち亀の「偉い奴ってのは始めからワルなんかにならねぇの」と正に同じ。 大赦は最近の思考停止した風潮の象徴なのかもね。神樹様はそれで動くお金。 無駄な欝展開も茶番の扱い方も結果的には、良い意味で皮肉に見える。 明るい結末を徹底するなら、最後は温泉とかで締めて欲しかったな。 本当にみんなの体がちゃんと元に戻っているか視聴者たちは心配しているだろうから、裸にして確認する必要があると思うんだ! …と、上記までが最終回を見た直後の感想です。我ながらかなり最低だ。 しかし一日明けてみて、ちょっと違う視点からまた考えるようにもなってきた。 もし「供物を捧げる」システムというのが存在していなかったら、一番変わってたのはどの部分だっただろうか。それを想像してみると…。 樹ちゃんが「あざとい」と言われまくってるかどうかが真っ先に浮かぶ! んんん!? 何か…何か凄い核心に近づいたような気がするぞ! 樹ちゃんの魅力を中心に考えたら全てに辻褄が合うんじゃないか? 樹ちゃんは最初から、ただ純粋に可愛くて良い子でらぶゆーだっただけ。 だけど僕たちの心には「あざとい」という曇った目線が既に芽生えていた…。 それがどうだろう? 「茶番でも何でもいいから、もう誰も傷つかないで欲しい」と心の底から願った時に見えた、ありのままの樹ちゃんの魅力……。 「あざとい」というのは、別に何も悪いことじゃないのはわかってるんです。 ただ「にわかオタク」「ファッションオタク」といった人種が簡単に釣れてしまうが故に「あんな奴らと一緒にされたく無ぇ!」と思いたくなる気持ちが発生して何か変な事になっちゃうだけなんです。僕たちは時として大切なことを見失ってしまう。 『友奈』という文字を分解して組み直すと『大赦』になるという話を初めて聞いた時には、凄いことを発見する人もいるんだなと素直に驚きました。 でも同時に「それだと樹ちゃんは神樹様とモロ被ってね?」とも思ってました。 神樹様とは、樹ちゃんを神の様にするシステムだったんじゃないでしょうか。 「あざとい」という概念に支配されて、女の子の可愛いさを素直な目で見ることができなくなってしまった僕たちを救ってくれる“女神”に。 神樹様が本当に供物として奪っていったのは…僕たちの心に掛かってた「色眼鏡」という、悪い意味での視力だったのかも知れませんね。 冬コミの前日に大切なことを思い出させてくれた素晴らしいアニメ。感謝します! |
結城友奈は勇者である…が他アニメより遅れて始まって、ぼんやり見てました。
特に絶賛する程でも変に叩かれる程でもないなー可愛いなー位の認識で。 略称は「ゆゆゆる」が可愛くていいと思います。 妹ちゃんが一番好みかな。あんまこのアニメに思い入れ自体ができないけど。 歌の特訓の回がまるごと、声を失う展開の布石とは思わなかったよ…。 歌といえば、きんモザの小路綾ちゃんを真っ先に思い出しました。 あっちは結局、特訓とか押し付けがましい展開にならなかったのが逆に良かった。 当初は「まどマギのパクリじゃん」という声に心の中で反論してました。 単純な二番煎じというよりは、過去作を見ながら生まれた「自分ならこうする」というような想いを形にした作品のオーラを感じたので。 それがまさかあんな形になろうとは…。 はだしのゲンの親類の剛吉を思い出しました。ギギギ…。 海&温泉のテコ入れ回で肌色いっぱい出した翌週に欠損少女とか趣味悪すぎだよ。 同日の夏色キセキ再放送も温泉回でした。そしてこっちはその翌週がロリ回で「気分の切り替えさせ方が上手いなー」と当時思ってたのを思い出したばっかりなのに。 四国の神様怖ぇ…。変なイメージの植え付けとかで四国から苦情は来ないのか? おへんろの視聴にまで支障が出てくるレベルなんだけど。 犠牲になるのが少女というのは別として実際の所、神様の力をノーリスクで使えたら人間はそれに頼りっきりになってしまうのも事実なんだろうなとも思った。 これで次の展開が、不思議な力に頼らず戦えるように生身の体を鍛えるとかだったら、熱いんじゃないでしょうか。仮面ライダー響鬼みたいなノリで。 ハッピーエンドは望んでるけど、全部元に戻るような茶番になるなら、他でも見れそうなご都合展開より、神様に奪われた物を頑張って取り返すみたいにして欲しい。 アギトの「運命がお前の手の中にあるなら俺が…俺が奪い返す」みたいに。 まどマギが龍騎との共通点をネタにされたように、ゆゆゆるも平成ライダーを思わせるような描写を幾つか感じさせられるんですよ。 「鍛えてますから」的な発言や、555みたいなアタッシュケースとか……。 戦うリスクの恐怖に耐えられずに逃げ出す子が出てきても、アギトの北条さん位の人気は保証されてるということかな? 第三話の子ども会のお手伝いは響鬼のパネルシアターを思い出しました。 にぼっしーちゃんの当初の態度も桐矢君にちょっと通じるものがあったし。 『勇者』という根本的なテーマもこう(↓)なるのか? 「勇者ってのはさ、勇者になろうとした瞬間に失格なのよ」 …つまりこのシステム、いきなりアウトってわけ。 残酷な展開なんかにする位なら、衣装の布面積が犠牲になるとかいう位でもいいと思うのです。決して女の子の裸が見たいからそう思うわけではないぞ、決して。 でももうそんな作品既にありそうですね。まったく…エロ目線ばっかりでアニメ見てる奴らって最低ですね。自分がそうだからわかるわけじゃないぞ、決して。 まどマギは命…ゆゆゆるは欠損……ときたので、次は社会的立場とかですかね。 それならアニメのために現実を犠牲にしてるオタクにも共感してもらえる。 …ってウィクロスの願いの逆流が既にそんな感じか。 いっそ、おっさんが主人公で力の代償に髪を失ってく話とか…(既にありそう)。 ゆゆゆると俺ツインテを足して2で割ればいい具合になるんじゃないでしょうか。 力の代償に属性を失っていくという設定なら、ゆゆゆるからは無駄な残酷さを除いて俺ツインテには真剣な雰囲気を足すことになる |
異能バトルは、暫く特に感想無かったんですが、一つのことにやっと気がついた。
鳩子さんの髪型も結構アレだということに。 最初、ルーズサイドテールだと思ってたんですが、両脇の三つ編みの片方だけを肩の前に持ってきてるんですね。なんか一時期流行ってた、ネクタイをスカーフのように肩にかけて後ろに回すスタイルを思い出しました。 全く興味の欠片も無かった鳩子さんですが…第七話で一気に株が上昇しました! 正論です。もっと言うべき。…もっと罵って下さい! 「わかんない」と言う割に単語とかいちいち覚えてるのにちょっと笑う一方、それだけ何でも本気で向き合ってしまう程に鳩子さんは純粋なのかなとも思いました。 本来の中二病(に限らず造語作られて語られるようなの)って鳩子さんみたく無駄に何でも深刻に受け止めちゃう年頃の心理で辿り着く方がむしろ自然な位なんです。 ある意味、あのヒス起こす行動の方が表層的な邪気眼の真似よりよっぽど中二病の心に響き渡るぞ。 でも普段の文芸部って、そんなに邪気眼以外の人が蚊帳の外な雰囲気だったっけ? 中二恋の小鳥遊六花と違って、普段は別に普通の話とかもしてたよね…。 むしろ六花が今週の主人公の立場だったら…みたいな薄い本を今冬読みたい。 あのシーンの直前の主人公の態度だけは、おかしかったけど。 印象を例えるなら別のラノベのCMの「あんた萌え系見下してるわけぇ?」みたい。 安藤「あんた中二系見下してるわけぇ?」 鳩子さんのヒスシーンだけ録画を何度も見返してる。 よくよく言ってること聞き直すと、中二病や邪気眼の否定に見せかけて、それ以上にそれらの最近の「ごっこ遊び化」に対するアンチテーゼの方が強いんだよね。 いい喝を入れてもらった。定期的に鳩子さんに叱られたいぜ、まったく。 鳩子さんは自分が辛かっただけでなく、安藤くんも安藤くんで自分のキャラを作るのに無理してて辛い部分があったのも感じ取っていたんじゃないでしょうか。 感情的に暴走してるように見えて、何処か包容力みたいなのを感じたんですよ。 ブラックコーヒーだのギリシャ神話だのによくわからないのに憧れるのは、いいことかどうかはともかく、元祖の人種にとっては自然な流れでした。 でも今は、その行動そのものを訳も分からず若者が形だけ真似させられてる。 中二病って、神話とか横文字でカッコイイと思ったのを単に自分の言動や作品に使うこと自体よりも、それをする自分のスタイリッシュなセンスに全能感を感じる部分の方を主に指してた気がするんだけどな。 大人の計算ができるようになったら見えなくなる物。 それを大人がお膳立てされた箱庭にしようとする最近の風潮こそが全ての元凶なのではないでしょうか。そういう意味でも鳩子さんの募る不満は当然だと思った。 鳩子さんはそんな現代の抱える重要な問題に鋭いメスを入れたと捉えてる。 書いてる人は、中二病という単語が今迎えてる事態を凄く理解していそうだな。 そんな風に思っていたら、霧龍・ヘルドカイザ・ルシ・ファーストさん登場! これがまた色々と思わされる。 少し年上のキャラを使って、現代よりも自然に中二病に辿り着いていた世代の客観的な視点を語らせている。これは上手い構成だと思った。 実際には一回り以上の年齢差の感覚の違いなんだけどさ。 霧(中略)ーストさん達はまだ何者なのか全容が見えないから、今後どう話が転がるかが楽しみですね。 そしてあっさり解決する鳩子さんの問題ェ。 絶対誰か考えてそうなネタ。 描こうと思って資料を見返してて気付いたんですが、鳩子さんの三つ編みって両面共V字なんですね(三つ編みは片面がV字でその裏側はハの字になる)。 何か特別な理由でもあるのかも知れないのでそのまま描きましたが、単なる作画のミスだとしたら、全国の三つ編ミストの人達的にはどうなの? 先週の俺ツインテに出てきたケルベロスの人なんかの意見も是非聞きたい…。 追伸: 中二病に限らず、ああいうやりとりは年頃なら家族とかとする機会があるのは当たり前なのかな?…とも何処かで思ってました。 「母親と子供の会話みたい」と言ってる人も実際に居たし。 個人的には、小さい頃に親戚の家に遊びに行った時の記憶が蘇るんですよ。 その日は丁度、従姉妹の姉ちゃんが友達と『ぼくらの七日間戦争』という映画を見てきた日らしく、影響されたような態度をとってたのか親子喧嘩になってました。 叔母さんの「ぼくらの七日間戦争がなんなのよ!!」というヒステリックな叫びがまだ頭から離れないんです>< ある意味では邪気眼以外の人にも共感できるシーンだったのかな? 僕は思春期には親と会話する機会が無かったからよくわかんないんだけど…。 (いい年して中二病を卒業できない原因の一つかもな) 今思えば中二病というよりは、子供の「宝物」とか「秘密基地」とかを大人の目線では理解できないみたいなイメージの方が近かったよね。 |